【感想・ネタバレ】評伝服部良一 日本ジャズ&ポップス史のレビュー

あらすじ

日本の国民的作曲家、服部良一の評伝。明治から戦前戦後にかけて数多の名曲を手掛けた服部良一が日本のジャズ&ポップス史にあたえた多大な影響を検証し、その生涯を綴る。1000曲を超えるディスコグラフィーと年譜付。(※電子版にはディスコグラフィーは掲載しておりません)

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Posted by ブクログ

服部良一の自伝「僕の音楽人生」を下敷きに調査と考証を重ねた評伝。古い録音のパーソナルまでよく調べ上げていて感心した。録音物に対する考証とは異なり、後追いが困難と思われるコンサートなどについても実際にその場にいたかのうように考証されているのが、著者の年齢からみて不思議に感じた。服部良一の音楽を同時代の日米のジャズの動向やその後のニューミュージックやJ-POPに結び付けていくのは賛成だが、歌謡曲自体の考証に比べて、この辺りの内容が薄いように感じられたのが少々残念だった。

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2013年11月25日

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