あらすじ
「もし、あのとき○○していれば……」「もし、あのとき○○と言っていれば……」――そんなふうに思ったことはありませんか? どうしてあなたは、「やりたくてもやれない」「言いたくても言えない」のでしょうか。それは、そんな気持ちの奥に、「争いになったら怖い」「失敗するのが怖い」「傷くのが怖い」といった〈恐れ〉があるからではないでしょうか。
本書では、「恐れ」「不安」「焦り」に振り回されない「自分中心学」を分かりやすく紹介しています。恐れを手放して、もっとラクに、思い通りに生きるレッスンを始めましょう!
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Posted by ブクログ
読みやすく、今の自分の状況にとても合うものだった。
他人の顔色や思っていることを気にしたり、思い込みで詮索してしまったり…
それによって、不安な気持ちや怖いという感情が出てきてしまう。
それは、「他者中心」の思考で動いているから。
また、「~~するべきだ」「~~するほうがいい」という、自分以外に焦点を当てた思考も要注意。
もっと自分の感情にフォーカスした「自分中心」の思考で動くと、自分自身の感情を解消でき、無意識に溜まっているモヤモヤもなくなっていく。
自分は今どんな気持ちなのか、本当は何がしたくて何をしたくないのか…
自分の感情に焦点を当てて、動くことは悪いことではない。
自分を大切にしていることなのだ。
Posted by ブクログ
恐れや不安、後悔にとらわれない、自分中心の楽な考え方を教えてくれる1冊。
あの時こうしていれば…と焦燥感や後悔に苛まれている時の自分を客観視できたというか、感情の根元を覗き見できた。
りんごとみかんが目の前にあったとして、りんごの方を選んだら「このりんごはすっぱい。みかんにしておけばよかった」と思うだろうし、みかんをえらんだとしても、「このみかんはすっぱい。りんごにしておけばよかった」と思うだろう。という著者の指摘に、ギクッとなった。
確かに、実際経験してみないと分からないことって沢山あるのに、自分とは異なる選択をした人を短絡的に羨んでしまうことってよくある。
この極端な思考に気づかせてもらえたので収穫。