あらすじ
堅物王太子ユーハルトは、幼い頃から婚約者だったエイヴァとこのたび結婚した。
二人は似た者同士、真面目で勤勉な王太子夫妻となった――そして迎えた初夜。
妻の愛しさ、性の深淵、何にも代えがたい快感に、その日から童貞処女の世界が変わる!
堅物だった王太子は、可愛い妻に溺れた一人の男に生まれ変わったのだ。
真面目勤勉相思相愛な王太子夫妻だからこそ、力の限り挑み励む閨の勉強、溺愛の向こう側。
ムーンライトノベルズ人気作家・鈴木レモンが贈る、愛蜜最高糖度の甘々堅物コメディ。
『堅物王太子妃の新婚生活』『学習はまだまだ続く』の書き下ろしを加えた決定版!
感情タグBEST3
作家買いです。
いったい幾つ引き出しがあるのだろうと感心しきりの作家さんです。
物語のポイントを取り上げる視点が他とは違っていて異世界転生しなくても、魔王やドラゴン討伐しなくても、あざといヒロインや聖女が出てこなくても面白くて上質なドラマを展開させてくれます。 そう、例え登場場面がほぼベットの上だろうとドラマを作り上げてしまうのです。
キャラも良いです。大上段に振りかぶって大真面目に真剣に閨事に取り組む二人です、ほぼこの二人しか出てきません。 この真面目さがいい!プラス思考で二人同じ方向を向いているのでイヤらしさを感じません。
ほとんど閨事しか書いてないんですが、そのなかでお互いに気付きがあります。愛にも気付きます。
よく愛を確かめ会うという表現が出てきますが、愛を確かめ会うということはこうゆうことだ!!と
突き付けられた気がします。
テーマはSEXの事なんですが、なんか清々しくってホッコリして読後感が最高です。
唯一無二の稀有な作家さんです。
作者買い
あの真面目さがなんとも言えずいい雰囲気を醸し出しています。
王族らしい口調のまま、仲睦まじく学習(笑)している姿がコミカルでもあり、色っぽくもあり。
まだまだ二人との若いんですから、きっと深く色々な体の使い方の研究を深めていってくれることでしょう。
挿絵があったらもっと良かったのに、とかコミカライズされたら絶対買いたい、とかも思いました。
あっという間に
読み終えました。とても面白かった笑
ほぼ主人公達の閨の話しか出て来ません笑
ずっと読んでいたいなと思わせてくれるお話でした。
挿絵欲しかったなぁ。
おもしろすぎる
作家さん買いです。
あまりTLのイメージがないので、そうだこの人はオールラウンダーだったと妙に感心し、エイヴァとユーハルトの真面目っぷりに笑いながら読みました。
どの表現もおもしろく的確。
ユーハルトが父親になるところなんていいシーンなのにおかしさが勝ってしまいました。
おもしろかった。TLなのにほっこりです。