【感想・ネタバレ】ある日、アヒルバスのレビュー

あらすじ

爆笑、そして感動のお仕事&青春小説! アヒルバス入社五年の観光バスガイド・高松秀子(通称デコ)はわがままツアー客に振り回されながらお仕事の毎日。新人ガイドの教育もままならない中、同期の中森亜紀にアヒルバスの「革命」を持ちかけられ……若きバスガイドの奮闘を東京の車窓風景とともに描く、お仕事&青春小説の傑作。文庫版オリジナルの東京スカイツリー篇(「リアルデコ」)収録。

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Posted by ブクログ

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バスツアーって、楽しそうであこがれる。そしてやっぱりガイドさんって凄いんだなあ。登場人物がみんな個性的で生き生きしていて、読み終わった後元気になれました。仕事と家庭の両立についても考えさせられる場面が多くて、同じ女性として応援したくなりました。

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2016年10月06日

Posted by ブクログ

ネタバレ

Tさんのおすすめ。

なぜ、男性ストリップに照明をあてているのか。
なぜ、チップに必要なお札を用意しているのか。
なぜ、マネキンでチップをパンツにはさむ練習をさせるのか。
銀座三越のライオンを退治するのか、
築地本願寺を忍び足で歩くのか。

それは主人公のバスガイド高松秀子、通称デコが、
バスツアーのお客様に楽しんでほしいから。

敬愛する先輩が辞めてしまい意気消沈する中、
新人研修を担当させられたデコが、自分自身も成長していく。
こう書いてしまうと全然面白くないが、
ベテランガイドの鋼鉄母さんとその息子、
友人ではなく同期アキ、
個性あふれる新人たちと、登場人物がぶっとんでいて面白い。

行ったことのある東京の観光地が次々と登場するのも楽しいし、
さらに、巨人の星とか、ぐずでのろまな亀とか、川口博探検隊とか、
古いネタがでてくるのも笑える。

アヒルバスのバスツアーで「東京」に行きたくなること、間違いなし。

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2024年01月24日

Posted by ブクログ

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スチュワーデス物語を山本幸久節で書いたらこーなったって感じの小説。
主人公は新人に毛が生えだした体の20台ぽっちゃりバスガイド(笑、彼女がエエ感じにドタバタしてくれて、なるほど山本幸久が題材にしそうなテーマだなぁと、読んでて微笑ましくなる。

お仕事小説だと、池井戸系のベタベタなんもエエけど、読むとかえって疲れる時があり、そういう時は山本幸久みたいなんを欲してしまう。
身体が疲れてる時、本当はタンパク質とビタミンが必須なんだけど、本能的にスイーツ食いたくなる感じかな(ちょっとちゃうか)

この作品もスイーツ的な欲求は満たされ、口当たり…もとい読みやすさも軽くて、気分転換に最高。作中のピノ的な役割十分果たせてます

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2016年08月14日

Posted by ブクログ

ネタバレ

「ピノ」がちょいちょい出てきて、いい役割を果たしていました。

本書を読んだ日の夜「ピノ様」と書かれた領収書が出てくる変な夢を見ました。

恒例の著者の別の本に登場するキャラクターが本書にもちょこっと登場していました。

「ちょい出」が楽しみなだけでなく、物語の舞台に拡がりを感じる効果があると思いました。

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2025年11月08日

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