あらすじ
40年後、「エクセレント企業」の4分の1が破綻していく世界で、
なぜ、あの会社は輝き続けるのか? どん底から復活できたのか?
キーエンス、ローム、マブチモーター、ヒロセ電機、J&J、エーワン精密、ミネベアミツミ、ルネサス エレクトロニクス……
そのヒントを“サシ”で聞き出したトップの「言葉」から導き出す。
本書は、アナリストとして直に接してきた、「天邪鬼」ともいうべき他人とは違う発想で優れた手腕を発揮してきた経営者たちを取り上げ、その生の声とともに彼らの思考・哲学を紹介し、経営への教訓を導き出すもの。
「不況のときは草むしりでもしていたほうがいい」
「不況のときこそチャンスである」
「どう作るかではなく、何を作るかだ」
「稼働率は70~80%がちょうどいい」
「儲かるとわかっていても高収益以外は事業化しない」
「社員が寝ていても儲かる仕組みを作る」
「中期計画の作成はやめた」
「値引き要請には応じない」
「儲けすぎない」
「経営は演出である」
成長サイクルを回し続ける日本の経営者たちの言葉から、令和にこそ求められる普遍の真理を描き出す。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
顧客の創出は事業の必要条件、暖簾の確立は利益の必要条件
悩んだ時の判断
1. Publicity Test 新聞の一面に載ったらどう映る?
2. Role Model Test あなたの尊敬する人なら何と言う?
3. Parent (Red Face)Test 家族の前で堂々と説明できるか?
稼働率100%は今日の発想、80%は明日の発想
あまらせた時間で未来のために違うことをやる
平坦化と高度化という2つの構造的変化がニッチを求めている
未来を予測するのは原理的に不可能。量子力学
経営は予測ではなく認知と適応
顧客、社員、地域社会、株主 ジョンソン&ジョンソン our credo
最近は一部株主の力が大きくなりすぎている
四半期の決算報告はやりすぎ