あらすじ
倉田泉巳は、ある朝、思いがけない男と再会を果たす。それは中学時代の親友であり、卒業式の日、理由も告げず自分を拒絶した男、高津戸真だ。なにごともなかったように振る舞う高津戸に、泉巳は戸惑いながらも嬉しくもあった。一方、義兄の椹木とは良好な関係を築きつつも微妙な緊張感を抱えていた。そんなある日、高津戸は椹木に嫉妬のようなものを見せるのだが…。過去を抱えた大人たちの恋の物語登場!!
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Posted by ブクログ
泉巳への想いを受け入れられず、突き放してしまう高津戸。12年ぶりに再会して、ようやくその想いを認められるようになる。
こういう不器用な攻め大好き。
さらに当て馬の椹木。
傷の舐め合いで一度だけ泉巳と寝て、義兄弟以上の愛情が芽生えてしまう、、、椹木さん……泉巳の気持ちもちゃんとわかってて、男前すぎるよ。
椹木さんが訪ねてきたのに無視して行為を続けるシーンが好き。
Posted by ブクログ
原作:英田サキ先生
今まで原作者からコミックスを選ぶってことをしたことが無かったけど、小説を読むようになった今、こういう楽しみがあるんだって目から鱗!
正直、絵がそんなに好きじゃないタイプだったから迷ったけど、とりあえず購入。
結果・・・・・すごい良かった!!!
メインのCPもいいけど、何より義兄・椹木さんにノックアウト!!!!
なるほど。原作者がいる漫画と言うのはこういうものなのかと、納得。
絵も重要だけど、話の筋道がしっかりしてるだけで小説読んでる人間からすると薄っぺらくない深みのある作品になるんだぁと。
参りました!!!!
悪くないけど期待外れ
英田サキさんが原作なので、もう少し心の機微というかそういうものが書かれたものを期待していました。漫画家さんの書き方が悪いとかでもなく、多分設定自体が甘いんだと思います。
えーっと、まず受けが、高校卒業時に友達だと思っていた攻めにいきなり「離れられてせいせいする」というようなことを言われるってところから始まります。受けは別にゲイじゃないというか、仲良かったと思ってた友人に実は嫌われてたということに、純粋にショックを受けるわけです。
だって、そのあと受けはふつうに結婚して子供までいるわけですから。
ところが、かなり時間が経過したあとに攻めと偶然の再開を果たし、攻めに「いや、実はゲイでお前のことを友達として見られなかった。だからあんなことを言ってしまった」と言い、受けも「俺もこんなに長いことこだわっていたのは、実はおれもお前のことが好きだったからなんだ」となって、ハッピーエンドなわけですが、なんというか・・・。
受けはゲイなの?、いやバイだったってこと!?
受けの奥様はなくなられているわけですが、亡くなってすぐに、奥様のお兄さんと受けは肉体関係を持ってるんね。なんか、受けとお兄さんとお互いの傷をなめ合うという形で。
でも、そんな展開に普通なるのかな?と考えてしまいました。
BLに「普通」を持ち出しちゃいけないのはわかってるんですが、ゲイでもバイでもなさそうな受けが、いきなり同性とHというのが、なんというか、感情移入が難しかった・・。
もう少し葛藤とかが書かれていてほしかった・・。
うーん、とりあえず☆二つです。