あらすじ
◆もう一度プログラミング入門!◆
一大決心をしてプログラミングを始めようとして挫折する方はたくさんいらっしゃいます。でもあなたが悪いわけではありません。プログラミングはちゃんと正しい心づもりで準備して挑戦すれば、案外スムーズに学ぶことができます。本書は一度はプログラミング挑んだけれども、うまくいかなかった方だけでなくこれから学びたい方にも、そのコツを教えます。
■こんな方におすすめ
・リスキリングでプログラミングをしてみたい会社員の方、これからプログラミングを始めたい方、プログラミングが何であるか勉強してみたい方。
■目次
●序章 再起動
●第1章 レディネス
・レディネスとは
・プログラマーは儲かります
・日本でなぜプログラマーが不足するのか
●第2章 日本人を克服する──プログラミング学習の前に日本人であることを解決する
・英語圏の思考
・新しい価値を実現する
・プログラミング学習をどのようにやめるか
●第3章 入門の方法
・どの言語がいいですか?
・どこで学ぶ?
・学習計画はどう組む・どう選ぶ?
・エピソード:生き方
●第4章 思い込みの解除
・その一歩が出ない
・変数がわからない人
・動くことを把握する
●第5章 プログラマーはなぜプログラミングができるようになったのか
・プログラミングは文を作る・つまり作文することである
・ワーキングメモリは人によって違う
・プログラマーになった人がしてきたこと
●第6章 自分に合う本を選ぶ
・知識だけではなく「思路」を書いた入門書を選べ
・パラグラフ形式が為した功罪
・あなたに合う書籍
・逐次処理と同時処理
・エピソード:一冊の本
●第7章 プログラマーへの道
・立ちはだかる壁
・小さなプログラムすら完成しない
・いま一つ楽しくない
・適切な学習時間がわからない
・向いていない気がする
●第8章 構造化とオブジェクト指向、そして問題解決
・オブジェクトが難しいのではなかった・人を見ていなかったのだ
・構造化
・リファクタリング
・ソフトウェア設計
・オブジェクト
・問題解決
●第9章 プログラマーの拠り所
・独り立ちへのレディネス
・言語という拠り所
・モチベーションという拠り所
・ストレスという拠り所
■著者プロフィール
山崎晴可(やまざきはるか):高知県高知市出身 1968年生。大阪芸術大学文芸学科中退・ダイアモンドアプリコット電話研究所所長、プログラマーの社外メンターとして企業のエンジニア指導。14歳よりOh!mz(ソフトバンク)掲載・ハッカージャパン(白夜書房)インターネットアスキー(アスキー)等で連載・単著に『インターネットツール構築論』(白夜書房)・ストーカー対策ボランティアグループを主宰しフジテレビNONFIX「ストーカーバスター」シリーズとして放送
山崎彩子(やまざきあやこ):神奈川県横浜市出身 1972年生。武蔵大学文学部社会学科卒・白百合女子大学大学院文学研究科発達心理学専攻修士課程修了・臨床心理士・公認心理師・精神保健福祉士。精神科クリニック、スクールカウンセラー、児童養護施設勤務等を経て2009年より海上自衛隊心理療法士、現在防衛省海上幕僚監部首席衛生官付衛生企画室勤務
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Posted by ブクログ
ちょうどプログラミングをまた勉強してみようと思っていた自分にとって、(内容については全く事前知識がありませんでしたが)タイトルが凄く刺さって購入しました。
ビジュアルシンカーvsバーバルシンカー、
直感タイプvs確かめるタイプの比較は非常に納得感を得られるものでした。
これまでの自分の職場体験では、どちらかを否定的に捉える傾向があったように思うが、どちらが正しいということではなく、自分自身の特徴を認識しそれにあった学習の仕方、仕事の進め方を考えるべきというのは、腹落ちする指摘だと思います。(自分はどちらかというと、バーバルシンカーで確かめるタイプだと思います。)
プログラムを教える立場、プログラマーを使う立場の人にとっても大事な視点だと思います。
これから新しい言語を学ぼうとする自分にとって、非常に良い示唆を与えてくれました。