あらすじ
ニュースを疑え!
時事芸人による渾身のメディア論
フェイクニュースやポスト真実、
沈黙や忖度、冷笑主義がはびこる今こそ、
必要なのは「半信半疑」の姿勢である----。
新聞14紙を読み比べる時事芸人・プチ鹿島による
ここ数年の時事コラムとメディア論の総決算!
東京五輪&パリ五輪の報道姿勢、
安倍政権と新聞各紙との距離感、
旧ジャニーズ問題とメディアの沈黙、
スポーツとスポーツ新聞のゴキゲンな関係、
猟犬としての週刊文春と松本人志報道、
ネットニュースとコタツ記事の裏側、
ますます大きくなる地元紙の役割etc.
下世話な野次馬精神とのぞき見感覚が
時に真摯なジャーナリズムに肉薄する、
その鋭い視点と読解、考察に刮目せよ!
●本書の構成
第1章 オリンピックとおじさん新聞
第2章 混迷する“安倍スタジアム”
第3章 今、地方がおもしろい!
第4章 ジャニーズ問題とメディアの沈黙
第5章 スポーツとオヤジジャーナルの関係
第6章 猟犬としての文春と松本人志論
第7章 ネットニュースとコタツ記事
第8章 どうした朝日新聞
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Posted by ブクログ
ヒルカラナンデス、からの読書。
いつも話していることとエッセンスは同じで、その時々のことを書いたものがまとまっているからライブ感もある。
面白く読めるが、面白がっている場合ではないことばかりな気がする。半信半疑で。考えること。
Posted by ブクログ
ニュースを疑え。
そう言われても、何をどう疑えばいいのか。
本書はその問いに、芸人という異色の立場から正面で向き合った本。
著者・プチ鹿島さんは新聞14紙を読み比べることで知られる「時事芸人」であり、ここ数年の時事コラムとメディア論を一冊に集成したのが本書である。
東京五輪とパリ五輪の報道姿勢の違い、旧ジャニーズ問題でメディアが長年沈黙し続けた理由、週刊文春が果たす「猟犬」的役割、コタツ記事の問題、そして地方紙の可能性まで、日本のメディア全体を幅広く俯瞰している。
特定のメディアを持ち上げたり断罪したりするのではなく、それぞれの立場と限界を冷静に観察する姿勢が一貫している。
「半信半疑」というタイトルが示すとおり、著者が勧めるのは単純な不信感ではない。
情報をそのまま鵜呑みにせず、かつ頭から疑い捨てることもしない。
その中間の構えで、自分の頭を働かせながらニュースと向き合うことを、著者は一貫して問い続けているようだ。
ジャーナリズムに関心がある人はもちろん、「なんとなくニュースが信用できない」「メディアへの違和感の正体が分からない」という読者にこそ手に取ってほしい一冊。