あらすじ
両親と弟を飛行機事故でなくした女子高生・当麻紗綾のもとに、柴田純という刑事がやってきた。「当麻の家族はスペックを持つ者たちに殺された可能性が高い」。スペック――当麻が初めてその言葉を聞いた瞬間だった。6年後、柴田の話を片時も忘れたことのない当麻は、迷わず刑事の道を選んだ。FBI研修を終え帰国した当麻は、公安部公安第五課未詳事件特別対策係への配属が決まっていた……。『SPEC』の原点、完全小説化!
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Posted by ブクログ
SPECドラマの以前の物語。
当麻が未詳に赴任した頃、それ以前にケイゾクの柴田と出会っているシーンも一部描かれていてケイゾク、SPECファンには堪らない作品。
ニノマエくんも登場していたのが嬉しかった。
ドラマ本編で描かれていなかった記憶を操作されて当麻を恨む経緯がちゃんと描かれていたのは興味深かった。
当麻の友人であるナンシーのキャラが立っていて映像で見てみたかったな、と、思った。
(ナンシーのSPECを使う時の台詞?に笑った)
ドラマにはない物語のためか、小説としてかなり面白く感じることができた。
とにかく台詞運びが絶妙。
当麻と野々村係長の掛け合いに笑いました。
ドラマの小説に余り良作には出会わないため、期待せずに読んだのですが、零は面白かった。
読んでみて良かった。
Posted by ブクログ
両親と弟を飛行機事故でなくした当麻紗綾。
紗綾のもとを訪れた刑事は、事故ではなく「殺された」可能性が高いと告げる。
6年後、刑事の道を選び FBI研修を終え帰国した当麻は、未詳へと配属される。
SPECの原点と言うだけあって、飛行機事故のこと、一のSPECが目覚めるきっかけ、一が当麻を恨むわけ、色々なことがわかりました。
それでもまだ沢山の謎が残るところが、SPECの魅力ですね。