【感想・ネタバレ】正午派2025のレビュー

あらすじ

作家生活40周年!究極の「佐藤正午読本」!

佐藤正午デビュー25周年を記念した単行本『正午派』の刊行から15年──作家生活40年の増補版として新たに編纂された文庫オリジナル【完全保存版】。

短編小説もエッセイも、すべての原稿が文庫初収録!
数多の秘蔵原稿とともに40年にわたる作家の足跡を追う!

*収録内容の一部をご紹介*
▼編集者の指導で何回も書き直した「すばる文学賞受賞のことば」
▼地元・佐世保のタウン誌で連載された貴重な〈自著解説〉
▼名作『鳩の撃退法』の原形か? 短編小説「流れる」「トラブル」
▼選考委員を5年間つとめた携帯メール小説大賞〈選評〉
▼西日本新聞でしか読めなかった連載「佐世保駅7番ホーム」
……などバラエティに富んだ原稿が満載。

「ともかくここまでは来た。将来的に、さらにこの文庫の最新版が編まれる可能性は限りなくゼロに近いだろう。それはわかっている。ここまでかもしれない。ただ、それはそれとして、僕が現役の作家でいるあいだはここが行き止まりでもない」(本書「あとがき」より抜粋)

佐藤正午さんの「ここまで」を振り返るには必携、そして「ここから」がますます楽しみになる1冊です。

(底本 2025年1月発売作品)

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Posted by ブクログ

2025.01.25〜02.07
デビュー作を勧められて読んだのが、もう40年も前のこと。当時、「凄い。面白い。」と思った。そこから、ほぼほぼ、読んでいる。と、思っていたが、知らない作品が結構あった。
どんな思いで、作品を作っていたのか、その時の状況がどのようなものだったのかを知った。読んだ本も読んでいない本も、全作、読んでみたくなった。そして、新作が出続けることを願う。

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2025年02月07日

Posted by ブクログ

実は佐藤正午の本は一冊も読んだことはなかったのに、ひょんなことから買ってしまい読む羽目になった。読み始めた当初は、はっきり言って嫌いだった。もしかしたら自分に似ていたからかもしれない。一人称が鼻につくし、女にええ加減な男。しかし、もし同世代の時に読んでいたらハマっていたかもしれないとも思った。おこがましいが歳を重ねるにつれて文章も鼻につかなくなり、まぁまぁおもろいやんとも思ってきた(すんませんえらそうに)。だからと言って、最近の彼の作品を読むかどうかはまだわからない(すんません上から目線で)。

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2025年02月28日

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