あらすじ
日本美術史の流れには、大きな波がある。外来文化をひたすら取りいれ真似する時代と、それを熟成させる時代と。ほっそりした飛鳥仏も、ハッタリの天守閣に合う金箔べったりの屏風絵も、すべての名作は、そうした繰り返す時代の波の中から、登場してきた。楽しくて目からウロコの知識満載。役に立つコラムに、カラー図版多数。
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Posted by ブクログ
好奇心に駆られて購入。書店でパラパラとめくったときになんとなく読みやすそうだと思った。
「日本美術史の流れには、大きな波がある。外来文化をひたすら取り入れて素直に模倣する時代と、それまで取り入れて来たものを自分たちらしく熟成する時代が交互になっているからだ。」
これは日本という国を考える上で美術に限った話ではないと感じた。日本は昔から模倣して日本風にアレンジして再び世に送り出すということをしてきたことを思い出した。美術という眼を通して日本の歴史を学べるまさに入門の書である。
その時代の代表的な作品について、制作された時代背景や、どういう流れの中で制作された作品なのか、どのような思いが込められていたのか、など、作品を見る基礎知識を得られるので美術鑑賞の幅が広がる。