【感想・ネタバレ】一流の習慣術 イチローとマー君が実践する「自分力」の育て方のレビュー

あらすじ

かつてイチロー選手の専属打撃投手として、日本プロ野球最多210安打達成に貢献。イチロー選手とは寮も食事もグランドも共にし、「イチローの恋人」とまで呼ばれた著者。

時を経て、中学硬式野球の指導者となってからは、東北楽天ゴールデンイーグルスのエース、田中将大投手を育て上げた。

日米の第一線で活躍し、確実に結果を出す彼らの原点には、「一流になるための習慣づけ」がある。

自分に足りない能力や体格の差を埋めるための考え方と行動には、凡人が一流になるための本質を知ることができる。

トッププロの考え方や意識の持ち方、心技体のバランスの持ちようなど、著者だからこそ知るイチローとマー君の習慣術は、スポーツのみならず、ビジネスに、勉強に、日常生活に確実に活きる。

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Posted by ブクログ

イチローのバッティングピッチャー、田中将大の少年野球監督をつとめた著者が、自身の経験から一流の習慣を身につけるための意識付けを解いた本。
自分で考え、行動するための意識付けが中心。
読み終わって、知ってはいたけど、改めて自分に刺さった内容は以下の3つ。

1.自己評価は過程で評価し、他己評価はしない
2.長期目標を、実行可能な一日の生活目標まで落とし、継続する
3.最悪の状態を想定して準備する

コーチングの視点がとても参考になったので、時々読み返したい。

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2013年10月27日

Posted by ブクログ

背筋を正せられる読み物でした。目的とそれを達成するために何を成すか、いつまでに成すか、達成するための日常をどう管理していくか、さらにはどう休むか。結局は、仕事とプライベートは表裏ではなく、生き方によって現れてくるものなのだと感じました。当たり前と言えば当たり前ですが、それがどんな時でも誘惑に負けることなく淡々とやり続けることは実は簡単ではない。自分を信じれるか、信じた自分を裏切らずにいられるか。

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2013年01月09日

Posted by ブクログ

一流選手の習慣はビジネスにも応用できる。特に高校野球の常連となってる学校がどのような指導方針で今の強力なチームを作り上げたか大変参考になった。

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2010年08月26日

Posted by ブクログ

イチローの打撃投手を務め、マーくんを指導した著者が、「一流」にふれてきた実体験から、日頃どんな意識を持って行動してきたか、様々な切り口から考察している。
思い出話も多く、非常に読みやすい。

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2013年06月27日

Posted by ブクログ

目標からの逆算。ぶれない事。自分の中に自分の理想像をつくり、それに向って努力する。野球好きな方に学びやすい目標設定とタイムマネージメントのわかりやすい本。改めてイチローを尊敬した。

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2013年02月18日

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少年野球とイチローとマーくん。
少年野球の話がある分、ギラギラ感がなくて受け入れやすい。イチローとマーくんのエピソードも期待どおり。毎日の生活、意識、継続と真新しさはなくとも物足りなさもなく楽しく読める。

本論からやや外れたところから以下引用。
『ビジネス書を読んで小手先のテクニックを真似するよりも、偉大な経営者の自叙伝からその哲学を学ぶ方が、実践で応用できる自分なりのスキルが探せるきっかけになると私は思います』
たしかに言う通りだね。

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2011年12月29日

Posted by ブクログ

ネタバレ

イチロー選手の元バッティングピッチャー、少年野球時代の田中将大選手の元監督による、イチロー選手や田中将大選手を例に挙げつつ、一流選手の習慣について触れられた著書。

 イチロー選手は、高校時代、毎日10分素振りをかかさずやった。365日かける3年だ。この練習が一番人に胸を張れる練習らしい。確かに、毎日欠かさずやるのは非常に難しいと思う。社会人になればなおさらだ。自分は野球をやったことがないので、毎日10分の素振りが大変のか、そうでないのか分からないけど、正直短い気もするが、毎日欠かさずやったことはすごいと素直に思う。おそらく、毎日サボらず継続できたことが自信につながり、調子を落としても振り返って、「あれだけやってきたのだから大丈夫」と思える目に見えない財産のようなものが築き上げられたのだろう。

→まさに「継続は力なり」の典型だと思う。その継続って意味も、負けず嫌いの継続も大事かも。人は失敗したら、こんちくしょうと負けず嫌いの一面をだす。その気持ちを継続させるのも大事な気がする。

 イチロー選手は、「壁にぶち当たったときは、それを乗り越えようとする。乗り越えると、また新しい力が出せるようになる」といつも言っていたらしい。スランプや壁が自分を次のステージに成長させてくれるきっかけになるとしたら、それを乗り越える楽しみも出てくる。
 プレッシャーを楽しむという表現もあるが、「ここを超えれば新しい自分に出会える」という明確なイメージが出来上がっていれば、試練やプレッシャーに直面したときもひるまずにポジティブにチャレンジできる。

→非常に納得がいった。変な話、逃げずに、プレッシャーを楽しむ意識が大事な気がした。

 駒大苫小牧野球部の香田監督は、人からのアドバイスはハナから無視するのではなく、とりあえずやってみる。良ければ続ければいいし、必要なきければ、止める。そういうスタンスらしい。確かに、アドバイスに自分にとってプラスになるものが含まれている可能性もあるわけだし、いい考え方だと思った。

 「これでいい」と思った瞬間に、人間は成長が止まる。安心、満足は転落の入り口。
 野球も仕事も人生も、今年、来年、再来年と営々に続く。周囲の環境(広くも狭くも)も変わる。ライバルたちも努力をする。現状維持でいいと思ったら、技術、成績も右肩下がりになる。常に上のレベルを求める努力をして、ようやく現状維持なのではないか。
 右肩上がりで自分を進化させようと思ったら、理想のピッチングやバッティング、仕事なら理想のビジネスパーソンを頭に思い描いて、その実現のために一歩一歩、歩み続けることが重要。
 安心、満足は成長の敵なのです。

→心に痛いほど突き刺さった。いつも、自分は「これでいい」と思って、安心、満足していた。考え直さないといけない。

☆環境に流されない

 いい高校に入って、いい大学に進めば、いい会社に入れる。昔の日本では誰1人疑わなかったことだが、近年は必ずしも高学歴だからといって就職に有利になるとは限らない。偏差値の高い大学を出た人がビジネスの世界で成功するとは限らない。

→これに気づいている人はどれだけいるのだろうか…

 人間は、自動車のようにベルトコンベアーに乗って流されているだけで完成したりはしない。
 有名チームに入って「これでもう大丈夫」と安心したら成長が止まる。
 自主的に考えないと、伸びない。
 本気でうまくなろうと思ったら、周囲の環境に引きずられることなく、努力で自分を伸ばしていける。自分が何をすべきかを完全に理解して行動することが必要。
 もちろん良い環境で実力を発揮するのがベスト。でも仮に悪い環境でも弱音を吐くべきでない。どんな環境下でも、ブレない軸を保ち、高い意識で自らを律して行動することは出来るはず。レベルの高いプレーをしていれば、誰かが見ていているはず。
 親と上司は選べない。職場でも自らが置かれた環境を受け入れ、そこで何がやれるかを考える。それが肝要。

→これらのことを胸に刻みます…

☆3年後、5年後をイメージする

 仕事をしていると、今やるべきことで手一杯になりがち。しかし、スポーツ選手と同じように、仕事や人生にはっきりとしたイメージを持ち、3年後、5年後のキャリアをイメージして行動することが重要。
 ビジョンが明確なほど、今月、今週、そして今日やるべきことが見えてくる。全ては1日1日の積み重ね。

→個人的には、3年後、5年後を視野に入れつつ、目の前のことに全精力を傾ける。方向性で頑張りたい。

 
 最後に、かなり自分に今、欠けていることが書かれていた。いまこの瞬間にでも、胸に刻んで行動に移さなければならないことだらけだった。
 全て、すぐ行動に移すのは難しいかもしないけれど、少しずつでもマネをして前に進みたい。
 いや~ほんとに胸が痛いことばかり書かれていた。
 

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2011年06月16日

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イチローは寝る前に10分間の素振りを毎日3年間続けていた。そうゆう努力ができる人が天才なんですね。彼の野球への姿勢や自分を分析する力。ぶれない心の作り方。すべてが参考になります。それをサイドにいた人間側から書かれた本です。

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2010年07月24日

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ネタバレ

パワーフレーズ
「驚いて私が、「運なんてどうやってつかめばいいの?」と尋ねると、「そんなの簡単だよ。当たり前のことを、真面目にやるだけさ」と選手たちは口を揃えました。」

野球好きの方には大変読みやすい一冊です。当たり前のことを当たり前にする、そのことを再認識したい方にオススメです。

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2017年09月28日

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奥村幸治著「一流の習慣術」ソフトバンク新書(2010)

*メジャーリーグのコーチングの基本は「聞き出すこと」。「お前のことはお前が一番分かっているはずだ。だから、私のお前の気持ちを伝えてくれないと私は何もわからない」
*結果だけを求めず、過程を大切にする。「奥村さん、ありがとうございました。おかげで210本のヒットが打つことができました。でも僕が納得するヒットは5本くらいしかありませんでした」「野球って不思議でボテボテのごろでも納得するごろがある。三振でも納得する三振がある。僕には打席打席で掲げている目標がある。それがクリアできたらごろでも三振でも納得するんです」。イチローは結果ではなく、自分が掲げていた目標にどれだけ近づけたかと気にしている。こういう考えだと、周りと比べる必要はないし周囲からの雑音も気にならないので心が崩れません。
*己をライバルとする。
*「すごくいいプレーができるけれど人間的に尊敬できない選手と。プレーヤーとしてはまあまあでも人間として尊敬できる選手と。君ならどちらを応援する。」メジャーリーガーだけど野球をしていないときは一人の人間だ。ファンはグランドに立っている姿にも感動するだろうけど、それ以上同じ一人の人間として好きだか応援してくれる
*運を掴むには、当たり前のことを、真面目にやるだけさ。

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2017年05月29日

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イチローとマーくんと接した経験から、プロフェッショナルが日常をどのように過ごしているかが述べられている。
自分も今の仕事でプロになるために、いまいちど気が引き締まった。

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2015年07月18日

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「一流になる習慣づけ」の大切さである。どうゆう目的意識で1日を過ごすかである。目的達成するためにどんな習慣を作るかである。習慣とは、継続する努力をしなくとも無意識に続けられる力です。

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2013年05月29日

Posted by ブクログ

イチローのバッティング投手や楽天の田中を少年野球で育てた奥村さんの書。

イチローと間近で接していたならではの、イチロー語録の豊富さがよかった。

自分の掲げた目標にどれだけ近づいたかだけを気にしている。こういう考え方だと、まわりと比べる必要もないし、周囲からの雑音も気にならないので心が崩れない。

イチローの言葉だが、ビジネスの世界でも十分通用する考え方だ。

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2013年02月03日

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この書籍は、オリックス時代のイチローの打撃投手を務め、その後、ボーイズリーグで楽天のマー君こと田中将大を育てた著者によるものである。

私は、イチローの考え方やどのように練習に取り組んでいたのかを知りたくてこの本を手にした。

この本を読んでの感想は、ズバリ「自分のルーティンをつくる」。
これに尽きます。


イチローは、基本となることを確実に毎日こなすこと、そして小さな目標を立て、少しずつクリアすることで自分を高めているようです。

ルーティンは自分もいろいろ作り、予定表を作ったりしているものの、実践できているのはほんのわずか。
「忙しかったから、まぁしょうがないかぁ」で済ませていることがしばしば。

それでは自分が向上しない。わかってはいるものの、なかなか実践できないものです。
しかし一流の人は、それを確実に実践して積み上げていく。

毎日の目標を自分で決め、少しずつ目の前の壁を越えていく。


この差が大きくなっていくのでしょう。

また、日々のルーティンを繰り返すことにより、小さな変化に気づくこともできるそうです。
そんなことができるようになるには、日々の努力は絶対に欠かせませんが、繰り返すことの大事さ、「継続は力なり」を改めて実感させてくれる話です。



常に向上心をもち貪欲に吸収してこうとする気持ちを持ち、改めて努力してい
こうと思わされた。

日々やるべきルーティンを作り直して、自分を高めるために毎日過ごしてみようと思う。

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2012年11月20日

Posted by ブクログ

著者はイチローが年間210安打を記録した当時の専属打撃投手で、寮も隣室同士。毎日親しくするなかで見た「一流の考え方&行動」を本書のなかで紹介している。その後、なぜ中学硬式野球チームの指導者となったか、そして同チームからどのようにして田中将大を輩出したのかが綴られる。すべての社会人に通じる大切なことを教えられる好著。

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2012年04月20日

Posted by ブクログ

ネタバレ

「高い目標ではなく、手が届きそうな目標を作ってクリアしていくほうが良い。」
「あきらめずに生きるため、自分の目標だけを見る。」

…これって、学校で教えられることと反対に近いような?
子供の頃からの1日10分の素振りが、今のイチローを作ったという話に驚愕。それから、私も1日10分デッサンを始めました。この2ヶ月で大きく変化している気がする。

【やってみる】1日10分の習慣、高くないクリアできる目標設定
【変わりそうな事】コツコツで、大きく変わって行きそう


自分にとってのツボ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

"目標を高く持ちすぎると手が届かずに諦めてしまうことも。それは設定ミス。目標は頑張ったら手に届く所に設定する。

見えないものを見る。情報を役立てるには、周囲を漠然と見るのではなく、目的意識を持って監察する意識を。"

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2011年03月27日

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