あらすじ
「“聖痕”がなくても強くなれることを証明したいんだ――」
事故で命を落とした和馬は、気が付くとアスカロン帝国の第三皇子アレスとして転生していた。
アレスは皇族の証であり並外れた能力を宿す「聖痕」を持っていなかったが、家族からの愛情を受けて、幸せな日々を送っていた。
しかし、ある日第一夫人であるゲルマたちがアレスの家にやってきて、「聖痕」を持たないことを理由に蔑まれ、最愛の母エリナまで危険にさらすことになる。
自身の無力さを痛感したアレスは自らの力で家族を守るため、実力主義の名門アスカロン学院への入学を決意する――!
温かな家族を守るために最強を目指す「出来損ない皇子」の物語が、いま幕を開ける!!
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匿名
応援したくなりますね
物語としては比較的起承転結の筋に沿っている雰囲気があり、読みやすいと感じました。苦いきっかけがあって自らの力の不足を感じ、そこから成長していくアレスの姿を見ていると応援したくなります。
皇族の証である「聖痕」を持っていないのにも関わらず、皇帝である父が愛してくれるのはすごいな、
と思ったけど、主人公の母が平民出身なのね。
母の立場が悪くなるから、とグッと我慢した主人公を応援したくなる。