【感想・ネタバレ】三百年の恋の果てのレビュー

あらすじ

白狐の像に封じ込められていた妖しの封印を解いてしまった彫物師の秀誠。紺と名乗るその妖しは、秀誠を三百年前に愛した男の生まれ変わりだと言い、いじらしいほどに一途な想いを寄せてくる。「しまった、──……可愛い」これまで男を抱きたいと思ったことのない秀誠だったが、紺のひたむきさに、知らず心を惹かれはじめる。しかし、紺から好意を寄せられるほどに、彼の過去の男に嫉妬を覚えるようになり──。書き下ろしは、人と妖しというリスクを背負う恋人たちの『水鏡』&『光の先』。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

疲れてるときにオススメです。
何も深いこと考えずに、ゆる~くファンタジーを楽しみたい時に!
妖しと人間の恋なのですが、白狐の妖しである受が異常に
可愛いです……。一途で一生懸命、気がつけば攻も陥落してる
というまさに魔性の受。

可愛いだけではなくて、盛り上がりやどんでん返しもきちんと
あり、せつなかったりきゅんきゅんしたりと、軽いタッチながら
流れを裁つことなく最後まで楽しめました。
もう一組、妖しと人間のCPも入ってて、こっちはしっとり大人な
雰囲気で、1冊で2度楽しめます。
あたりでした。

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2013年05月01日

Posted by ブクログ

ネタバレ

なかなか好きだなあ…と感じた作品。ファンタジーではあるが、そこまでファンタジー色を全面に押し出したわけではなく、ちょっとした非日常が織り交ぜてある程度だったのが読みやすさの理由か。コンはもうありえないくらい可愛いし受け攻めのバランスもいい。すき。ろむこせんせの挿絵がありえないくらい可愛い。すき。

0
2011年08月31日

Posted by ブクログ

ネタバレ

 友人のいる神社を訪ねて、白狐の像に封じ込められていた妖しの封印を解いてしまった彫物師の秀誠。
 紺と名乗るその妖しは、秀誠を三百年前に自分を像に封じた男の生まれ変わりだと言い、一途なほどの思いを寄せてくる。
 紺のひたむきさに知らず知らずのうちに心惹かれていくけれども、惹かれれば惹かれるほど、三百年前の秀誠に嫉妬をする――

 という話でした。
 人×妖し のお話が2カップル分、入っています。
 妖しなので、「いつ力が暴走するかわからない」し、「ほとんどの人には見えない」という状況の中で、本当に妖しと一緒に生きるのか……という愛を試されている状況ですが、それでもまあ、好きならいいんじゃないかな……というファンタジーBL。ラブラブものです。
 後、ちょっと生まれ変わり要素も入っているのですが、生まれ変わっているはずの本人がそれを認めてなくて、過去に嫉妬するっていうのもなかなかに面白い要素かなと思います。

 妖しもの大丈夫な人にはオススメします。
 でも、根本的には人も妖しもあんまり変わらないんじゃないかな、と思います。

0
2021年01月02日

Posted by ブクログ

ネタバレ

300年の時を超えた恋。
彫物師の秀誠はある日、300年前に白狐の像に封印されていた妖しの紺の封印を解いてしまう。
実はこの白狐、300年前の
秀誠と恋仲だったが、訳あって秀誠の手で封印されてしまったのだ。
必ず迎えに来るから、待っていてくれという秀誠の言葉を固く信じて待ち続ける紺。けれども秀誠は、紺を封印した数日後流行り病で死んでいた。
最初の100年迎えに来てくれると信じて待ち続けた。
次の100年迎えに来るなんて嘘だと気が付いた。
最後の100年殺してやろうとずっと考えていた。
でも、紺には殺せなかった。300年忘れられないくらい、秀誠が大好きだから。
300年前の生まれ変わりだと絶対に認めたくない現代の秀誠ですが、
紺をひと目見た時から、不思議と愛しさが込み上げてきて放っておけない。これからはずっと一緒にいることを誓います。
とにかくこの妖しの紺の可愛さが半端ない。『抱っこしてください』とか言います。ものすごい破壊力です。
わたしはこのくらいゆる~い設定のファンタジーは嫌いじゃないな。
深く考えず楽しく読んだらいいと思う。けっこう甘々です。
でも実は書き下ろしの脇役カプ:金髪碧眼トンデモ神主X式神のがもっと好き。相手の気持ちに気付いているのにのらりくらりとかわしているが実は深~く愛している攻と健気で一途でちょっとツンな受・・・。よかったよww

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2012年07月11日

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