【感想・ネタバレ】壁抜け男の謎のレビュー

あらすじ

富豪の屋敷から名画が盗まれた。しかし屋敷内に作られた迷路の中に絵を残し、犯人だけが消失した!? (「壁抜け男の謎」)小説家に監禁された評論家。かつては酷評していたが、最近は誉めていたのに。なぜこんなことを? (「屈辱のかたち」)犯人当て小説から、敬愛する作家へのオマージュ、近未来小説、官能的な物語まで。色彩感豊かな「16」の物語が貴方を待つ。有栖川有栖の魅力を満載した、傑作作品集!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

有栖川有栖によるノンシリーズの短編集。
鮎川哲也へのアンソロジーやSFチックなもの、数ページのショートショートなど、有栖川有栖のいろんな側面が垣間見える興味深い作品集となっている。本格的なミステリだけでなく、ミステリとしては反則だろうという作品、ちょっとホロリとくるハートウォーミングなものまで各種取り揃えてあり、ある意味では散漫ではあるが個人的には大変楽しめた。
それにしても、表題の「壁抜け男」、本当にある作品なら見てみたいと思ったが、作者の創作だったとはちょっと残念。

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2015年03月30日

Posted by ブクログ

ネタバレ

作者のあとがき通り「混沌」としています。
けれど、有栖川さん色でまとまっている。

こんなに雑多で「好き勝って書いてるな~」と
感じた短編集は初めてだったけど、そこが面白く、
どの話も終わりの向こう側を妄想できる楽しみが
備わっていました。

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2018年02月25日

Posted by ブクログ

ネタバレ

『ガラスの檻の殺人』
知り合いの女性のストーカー退治を請け負った探偵。ストーカー男の反撃にあい気絶する。気絶している間にそのストーカーが刺殺される。現場の公園の中にいた探偵と依頼人を含む4人の容疑者。犯人が凶器を隠した場所の謎。自動販売機の秘密。ガラスの檻の中の犯人は?

『壁抜け男の謎』
盗まれた名画「壁抜け男」。しかし盗んだ犯人は迷路の中に名画を放置し逃走。迷路のなかで発見された名画。拭き取られた指紋。薬で昏倒させられた被害者の松原利雄。松原に絵を売った画商の杉田実、画家の武川ローラ、美術展に名画の出品を依頼しにきた三田村。迷路の中から消えた犯人の謎。

『下り「あさかぜ」』
鬼貫警部の贋作。岡山駅で殺害されたのは保津川警部。保津川警部の残したダイイングメッセージから逮捕されたのは部下の亀岡刑事。亀岡刑事のアリバイ。亀岡刑事から渡された時刻表の謎。亀岡刑事を見送った刑事のジェスチャーに隠された秘密。

『キンダイチ先生の推理』
殺害されたのは人気デュオの片割れ佐久良。最後に目撃された時は三回も電話ボックスに駆け込み急いで電話をかけていたところだった。帰宅直後に殺害された被害者。被害者が電話をかけていたのは自宅だった。電話に隠されたなぞ。容疑者はデュオの相棒・森脇とマネージャーの足柄。錦田一先生の推理。岡山にある「耕助石」が与えたヒント。

『彼方にて』
パラレルワールド?テロに対する報復を行う帝国の同盟国で想う男。彼が敬愛する小説家。

『ミタテサツジン』
『獄門島』に見立てられた殺人事件。孤島で起きた殺人。花香は着物を着て吊り下げられ、月菜は鐘の下、雪海は自宅で殺害される。島を訪れていた落ちぶれた役者・一条真之助とマネージャー大竹。一条が司会をしていた通販番組。最後に見立てられたのは?

『天国と地獄』
天国と地獄のはしの使い方。お互いを思いやる犯罪。交換殺人を行った男と刑事の会話。隣の席から聞こえてきた天国と地獄の箸の使い方についての話。

『ざっくばらん』
山形を産業スパイと告発する手紙。潔白ではあるが手紙の件を言い出せない山形。所長の浦川、同僚・敷島との会話で手紙を出したのは浦川ではないかと気がついた山形。殺害された浦川。「ざっくばらん」の使い方間違え。

『屈辱のかたち』
かつて酷評した作家・凪典彦に監禁された評論家・芥子野。最近作は珍しいくらいに誉めたのになぜ?最新作に隠された秘密。

『猛虎館の惨劇』
熱狂的な阪神タイガースファンの会社社長・綿鍋が殺害された。首のない死体の謎。何故首を持ち去ったのか?近所にすむ女子大生が目撃したトラッキーのお面をつけて後ろ向きに歩く男の姿。究極の阪神タイガースファンのグッズ。

『Cの妄想』
自分が見られてると思う男Cの妄想。精神科医に相談するC。自分の記憶が作られている、誰かに見られていると感じる妄想。

『迷宮書房』
山奥の謎めいた書店に入った男たち。『注文の多い料理店』のような書店。銃を持った男に追い回され追い詰められた男たち。

『怪物画趣味』
怪物画を愛する古河。Y市で起こる連続猟奇殺人事件。「Y市の怪物」と呼ばれる犯人。古河に目をつけた刑事の前に表れた刑事の赤壁。古河の友人で物画を書く犬伏犬人の殺人事件。ちょっとしたホラー。

『ジージーとの日々』
育児ロボットとの親子二代にわたる愛情。

『震度四の秘密』
異性関係の精算のために出掛けた男と女。震度四の謎。

『恋人』
友人の恋人の妹にした恋。

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2014年12月31日

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ネタバレ

 数年にわたって発表された短編を集めたもの。それぞれの話に関連性はない。
 「ガラスの檻の殺人」と「壁抜け男の謎」が楽しかった。もちろんトリックも犯人も全く予想できなかったが。
 しかしわたしにはこの作者の作品があまり肌に合わないみたい。

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2019年05月20日

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ネタバレ

2013/3/24
超短編などあってまあ色々。
最後のはそういう企画で書いたんだとわかっても「ウゲー」と思ってしまう。

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2013年03月24日

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ネタバレ

様々な短篇が入っていて面白い。
「キンダイチ先生の推理」や「ミタテサツジン」、「猛虎館の惨劇」とかちょっとおふざけがある作品が好きだ。

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2011年09月04日

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