あらすじ
ちょっとした工夫で「日本語を教える」ことを外国人へのプレゼントにできることを説いた実用的な読み物です。第1章、第2章は授業準備と授業の実況中継で、初めて日本語を教えることになった3人の登場人物の授業の試行錯誤を通し、日本語教育の初歩と指導のポイントを具体的に解説しています。第3章では授業準備、導入などから復習まで授業の流れにそって「教え方の枠組み」を解説しています。第4章「扉の向こうへ」では日本語教育の世界を概観しています。
第1章「解説:外から眺める日本語と日本文化」、第2章「指導のポイント:授業中は冷静な自己モニターを」など、日本語を教えることが「外国人へのプレゼント」になり、教える側にとっては日本文化や日本語への自己モニターになることを著者の経験は語っています。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
訪日外国人が増えている今、私にも外国人に日本語を教える機会が突然やってくるかもしれないと感じた。授業では、単語を表すものの実物や画像などを見せたり、日本語のワードで神経衰弱をしたりするなど日本語を覚えてもらうために色々な工夫が必要なんだとわかった。子供扱いして過剰に褒めたり、一貫性をもたせないで教科書に従わないオリジナリティの授業をしたりすると良くないと学んだ。
相手と信頼関係を気づき、日本語をプレゼントできる日本語教師になれるようにがんばろうと思える一冊だった。
Posted by ブクログ
実際にありうるケースを元に、日本語をどのように教えるとる効果的か、日常で学びの場を作る時の工夫についてしれた。
自分にもありうるケースばかりだったので、その時が来たら再度読み直したい一冊。
Posted by ブクログ
急に外国人に日本語を教えることになった3人を例に、日本語を教える際に覚えておきたいことや心構えがふんだんに盛り込まれてます。
バイブルにします。