【感想・ネタバレ】底が抜けた国 自浄能力を失った日本は再生できるのか?のレビュー

あらすじ

専守防衛を放棄して戦争を引き寄せる政府、悪人が処罰されない日本社会、「番人」の仕事をやめたメディア、不条理に従い続ける国民。社会の自浄作用が働いていない「底が抜けた」現代日本社会の病理を、各種の事実やデータを駆使して徹底的に検証!

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

このページにはネタバレを含むレビューが表示されています

Posted by ブクログ

ネタバレ

50年後の日本人に向けて、ということで今を書き記されています。

いろいろなことが起きているから、

全然時事にも政治にもついていけなくて、

あと追いで知ることばかりの生き方ですが、

思いっきり立場を取って痛烈に批判しながらその議論をサポートする事実を列挙していく一人称単数で語られるものは、ニュースとかに比べて入ってきやすく、考えることにつながりやすい。そしてとても博識な著者にとっては、ここで書かれていることは考えのほんの一部に過ぎず、膨大な知識がこの議論の背景にあるのだろうと思いながら、私は表面的にだけでも、大変興味深く読みました。

本書は、平和国家、倫理の底、そして、倫理の底が抜けたという、3つのテーマに分けて、3部構成になっています。

が、現実は入り組んでいるので、全てつながっていますね。

0
2025年09月08日

「社会・政治」ランキング