あらすじ
花火大会のチケットを「もらった」と話すくーくんに、違和感を覚えたりっか。そして、くーくんのSNSの投稿に、さなえからのコメントを見つけてしまう。どうやら、花火大会には元々、さなえと行く予定だったみたいで…。自身の体験を元に描かれた、時に切なく、時にもどかしい恋模様を描いたメモランダム。
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匿名
3
高校生のときに通っていた塾のアルバイト講師である二神拓巳にあこがれを抱いていた野々宮りっかは彼の通う大学の学際に誘われて友達と行ったときに二神が他の女子と一緒にいるのを見てなんともいえない気分になった。
それから街で見かけた時もその女子がりっかに気づいてわざと挑発することをしてきて複雑な気持ちになってしまう。
その後地元の大学に進学したりっかは2年生になったがある日、かつての塾講師だった二神からSNSの友達申請が届く。
二人で会ったところ今までとはちょっと距離の詰め方が違うような気がしてちょっと戸惑ってしまう。
そのあと花火大会の有料席のチケットがあるからと一緒に花火大会に行く二人。
物理的な距離が近かったりいつの間にか下の名まえで呼ばれていたりとキャパオーバーになってしまう。
SNSにアップしていいかと聞かれていたので覗きに行くと自分のことをぼかしながらも書いてくれていた。
しかしその有料チケットを元々行く予定の女性からコメントが来ていたこと、その相手がかつて大学時代の二神の隣にいた人だったことから…。