あらすじ
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としょいいんは、かし出しカードについているバーコードを、ピッとよみとります。ある日キツネの子が、その、ことりの声みたいな「ピッ」ていうのをやってみたいと窓から入ってきて・・
山のふもとにある全校生徒18人の小さなえのき小学校のししょのかえでさんと子どもたちとキツネのリン君の心温まるお話。
高橋和枝さんのかわいい挿絵が全見開きに。
「山の木が、すっかり色づいたわね。日があたって、とてもきれい」かえでさんが、まどに近づくと。サッと、だれかが向こうにかくれた気がしました。(本文より)
小学校低学年むけ
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Posted by ブクログ
小4娘と読んだ。
とにかく、かわいい!!
子ぎつねのリンくんは図書室のバーコードリーダーに興味津々。
単にやってみたいだけと言う理由ではなく、いなくなってしまったお友達のことりちゃんの鳴き声に似ているからと。
それもかわいすぎる!
司書のかえでさんや学校の子供達と触れ合う中で、ことりちゃんを思い出して泣いてしまうシーンは不覚にも泣きそうになってしまった。
渡り鳥のことりちゃんがまた春になったら戻ってくるとわかり、それで一安心、物語もおしまいかと思いきや、まさかの子ぎつねとの別れ。
子ぎつねはきつねとして、山で生きていく術を学ばなければならない。
子供の絵本としては別れは悲しいものであるが、それもかえでさんの素直で前向きな捉え方にただ悲しい別れではなく、心が温まるような終わり方で良かった。
イラストの子ぎつねも、バーコードリーダーを一生懸命操作する様子の描写も可愛くて、娘もとても気に入ってくれた。