あらすじ
35歳はキャリアの分かれ道。転職するにはもうギリギリの年齢。30代なのに役職についていない、仕事でなかなか成果が出せない、毎日同じことの繰り返しでウンザリ……。いまの会社で昇進を目指すべきか? 転職すべきか? いっそ独立起業したほうがいいのか? そもそも、自分の適職は何なのか……?そんな自身のキャリアに悩む方に、キャリアコンサルタントとして毎年約2,000人のキャリアアップとビジネスの問題解決を支援している著者が、タイプ別に具体的な解決策を教えます。著者オリジナルの「基礎能力バランス・チェック」を実施すると、本当に「あなたらしい」働き方と業務適性、キャリア開発の方法、取り組むべき課題が見つかります。
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Posted by ブクログ
自分らしい有意義な人生を手に入れたいと願う人にとって35歳を中心とした前後数年間は、非常に意味のある大切な時期です。なぜなら35歳のときに最もエネルギーを注いだものが、人生の中心テーマになるからです。本人が意識するかしないかにかかわらず多くの人は30代半ばで、仕事や働き方そして人生全般に返して、大きな取捨選択を進めていくのです。
30歳から40歳までは社会的な意味のある存在つまりプロフェッショナルになるために最も重要な10年間です。キャリアと言う山の登山道はここから急角度になり今日さを増していきます。仕事で求められる水準は高まり、範囲も広がっていきます。当然苦労や悩みもつきものです。この10年間の努力がその人がどの高さまで登れるかを決めるのです。
もしもあなたが周囲から認められ感謝され高く評価されることを望むのであれば、その方法は1つしかありません。それは結果を出すことだけです。
Posted by ブクログ
著者は、組織コンサルタント、キャリアカウンセラー。㈱エトス英表取締役を務める。人と組織の問題を1時間でズバリと見極め、思考と心理の両面から問題解決していくスタイルに定評がある。
著書に「ザ・チェンジ!人と職場がガラリと変わる12週間プログラム」「選ばれる人になる34の習慣」等。
35歳は、男性も女性も、人生とキャリアの分かれ道である。もしも、35歳の時点でキャリアの方向性が定まっていなければ、この先もずっと、不幸で不安な毎日が続く。
これからの先の長いキャリアを考えるうえで、最も大事なことは、自分自身の価値観や適正に合った働き方を選ぶことである。
本書は、これから課長を目指す人、あるいは、これからの働き方や進路に迷っている人のために、自分らしく自己表現できるキャリアアップの方法を以下の6章にわたりアドバイスしている。
①35歳は、人生の分かれ道
②35歳で課長になる人、ならない人
③あなたの業務適性と成長課題は?
④タイプ別の適性とキャリア開発の進め方
⑤35歳までにみにつけたい4つの基礎能力
⑥仕事ーそれはあなたらしさを表現する手段
働き方への考え方の多様性は増したと言えども、昇進・昇格に対しては誰しもがプラスのイメージを抱くことはたしかである。
プロフェッショナルを選ぶ人は数あれど、上へ進むことができるものの、自分のために躊躇うのと上へ進むことが出来ない状況とは大きな差がある。
自分のキャリアプランの拡がりを考える上では本書は今の自分が求めていると言っても過言ではなかった。
業務適性を把握する第3章においては自分の今の立ち位置・場所が客観的に見ることが出来、自分のこれらか行うべき対策についてもかなりクリアに見えることが出来た。
自分の立ち位置も見えずにあるべき姿に向かうのは時間効率も悪くリスクも大きい。
まだまだ自分が目指す場所はぼんやりとしているものの不足していることはわかった。
あとはそれをどう埋めていくかである。