あらすじ
『ヒミズ』の園子温、快進撃の原点!!
高校生のユウは、ある日をさかいに、父親から懺悔を強要される。ユウは父の期待に応えるべく、毎日、「罪作り」に励むようになる。それは次第にエスカレートし、気付けば彼は“盗撮のカリスマ”になっていた。
運命の女性・ヨーコと出会ったユウは、生まれて初めて恋に落ちる。が、ヨーコには、謎のカルト教団の魔の手が近づいていた。ユウは必死でヨーコを救おうと試みるが、盗撮の件がばれて徹底的に拒まれる。やがて、ユウの真っ直ぐなヨーコへの愛情は、予想を裏切るクライマックスをたぐり寄せる……。
宗教、盗撮、監禁、そして――世界に向けて衝撃作を発表し続ける映画界の鬼才・園子温が実話をベースに挑んだ、無敵の純愛エンタテインメント作。
感情タグBEST3
引き込まれた!
なんかお勧めされて買っていた。
期待感もなく表紙の写真の子がかわいいので読んでいるうち止まらくなり一気に読み終えた。
小説を最後まで読み終えることの少ない私には、飽きずに最後で読んでしまった。
つまり、以外に面白かったのです。
普段から読書されるている方には、軽いかも?
エロさが微妙で映画化されたら見たいと思って調べたら映画化されていました。
ビデオ借りよ♪
Posted by ブクログ
:あらすじ(ネタバレ)
神父を父に持つ少年「ユウ」は懺悔をするために町の不良と遊ぶようになり、やがてパンチラ盗撮の才能を開花させていく。
そんな「ユウ」が偶然出会って恋に落ちた相手「ヨウコ」は父親の恋人の娘でああった。義兄妹として「ユウ」と「ヨウコ」はひとつ屋根の下で生活を始める。
「ユウ」が気になる新興宗教幹部の「コイケ」は「ユウ」の家族を崩壊に導き、自らの宗教に染めていく。
「ユウ」は新興宗教の教祖及び関係者を殺害、ビルを爆破などして「ヨウコ」を救い出す。と同時に自分の精神も壊してしまう。
「ヨウコ」は自分のために精神を壊してしまった「ユウ」に語りかけ彼を救い出す。
:感想
約4時間の長尺もあっという間に感じるほどみいった。
家族愛、宗教、パンチラの3つが主なテーマ。
パンチラに多少興ざめしつつもバカバカしさがほどよくシリアスさをうすめている。
新興宗教幹部の「コイケ」を安藤サクラが怪演。
アウトローであることがすぐにわかる肩の力が抜けきったようなだらりとした姿勢や笑いを抑えるときの不気味な様子は完成している。
Posted by ブクログ
映画がとても心に響いたので読んでみた。非常に読みやすくすいすいと進む。映画のラストの盛り上がりは圧巻だったけど(泣きっぱなしでした)、その分小説だとやっぱりあっさりしちゃう感じがするかな。でも映画だけでは理解できなかった部分も描かれていたので読んで良かったと思う。
Posted by ブクログ
映画を観ましょうという感じだけど、ラストはやっぱりぐっときた。文章はむちゃくちゃ下手くそ。というか、小説という形にもなってない。話を思い返すのにはよかった
Posted by ブクログ
牧師 罪 ノルマ 先輩 値札のユウジ 妖怪タカヒロ ユウ17 香織 テツ 神父 イエス・キリスト カート・コバーン 尾沢ヨーコ=マリア 母 新興宗教団体ゼロ CAVE=空洞 盗撮 目立たず大胆に ここに正直に 師匠 公園 ヤンキー アネゴサソリ 梶芽衣子 インスタント家族 小池あや ギブイットミー 爬虫類 十字架 ヘンタイ もとではただ スカウト こかん 沸点にして最高傑作 爆弾 精神病院 かつら 潮音
Posted by ブクログ
映画監督の園子温さん。『愛のむきだし』は園さんの代表作として有名ですね。本作はその原作小説。
宗教における愛の問題をテーマにしてる、といえば聞こえはいいですが、物語はかなりのとんでも話なので、読む人をかなり選ぶかと…。舞城王太郎とか好きな人は違和感がないかもしれないです。話の疾走感とかは似てると思います。
ただ、読み終わっても、何も心に残りません。映画を観た方が面白いのかなぁ、という気がします。