あらすじ
無重力のフィールドは宇宙飛行士(ASTRONAUTS)だけの舞台じゃない!! 民間宇宙ロケットから、衛星による地球環境保全、生物学的実験、難病の新薬開発まで、宇宙を利用し、人類の可能性を拡げる人々の等身大の実像・実行中のプラン・未来計画まですべてに迫る。『宇宙兄弟』アナザーストーリー。
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Posted by ブクログ
宇宙に関わる仕事をしている方々を取材した一冊。一般的に宇宙に関わる仕事ってロケットと宇宙飛行士ぐらいしか思いつかないけど関わり方次第で大きく広がる業界だと思うしそのことを知る良いきっかけになる良い本ではないかな。
Posted by ブクログ
タイトル通り、宇宙を舞台に活躍する人たち10人に行ったインタビューを書籍化したもの。宇宙兄弟に直接関係あるわけではないが、宇宙兄弟を好きな人であれば、きっとわくわくして読めると思う。インタビューワーの門倉痲さんは、少し大げさな表現が連発されていますが、それくらい書きたくなる程ゲストは熱い人たちだと思う。
ゲストは宇宙に行きたい人たちでは無くて、宇宙に人が簡単に行ける社会を作りたい人、宇宙で実験を行うことによって不治の病を不治じゃなくしたい人、宇宙をもっと知ることで社会を良くしていきたい人など。
植松努や堀江貴文と有名人もいるが、医学博士や、JAXAの職員など、基本的にはメディア露出の少ないひとがメイン。だからこそ、普段見れない彼らの仕事、彼らの目指すものに興味が尽きない。
月面に無人探査機を送るレースに参加している吉田和哉って大学の教授や筋ジストロフィーの治療研究に心血を注いでいる裏出良博医学博士なんか本当に熱い。
ゲストの複数人が、先輩のアドバイスで印象に残っている言葉オア後輩にアドバイスする言葉で「相手に伝えることの重要性」について説いている。思うこと、実行することは重要だけど、相手に伝わらないと意味が無いんだ~、伝えることについて真剣に考えなければならないということですね。
職業上、ともすればドンキホーテ扱いされかねない彼らは、相手に伝えることの重要性を身に染みるほどわかっているのでしょうね。