あらすじ
途方もない数の人命と暮らしを一瞬にして奪い去った東日本大震災は、歴史上類をみない「複合災害」だった。震災と大津波、そして福島第一原発事故が折り重なる中で、人びとは何を思い、どんな経験をしたのか。被災地に通い続ける著者が見聞きしたルポをまじえながら、3.11全体の輪郭を描き、残された課題を考える。
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Posted by ブクログ
10年後に、中学生や高校生が3.11のことを知るために手にとってほしいというコンセプトの本。
その通りで、全体像をわかりやすく説明している。
地震、津波、原発事故、それらが複合していることによる困難さ。
阪神大震災と比較しながら、復興の難しさを説く。
政府の対応について、丁寧に説明しながら、ときに批判している。
私たちができることは何なのか。
被災から1年、まだ復興はこれからなのだと感じさせられた。