【感想・ネタバレ】目からウロコ 聖書の読み方 レクツィオ・ディヴィナ入門のレビュー

あらすじ

聖書をじっくり読むひとつの方法「レクチオ・ディヴィナ」の、具体的でやさしいガイドです。聖書を、素手で、非常にゆっくり、行きつ戻りつ、何度も読んでいきます。来住神父は、より豊かで創造的な聖書の読み方を、実例をあげて説明しています。聖書を一語ずつ、さわりながら読み、口ずさみ、神に語りかけ、神の前にとどまるとき、心に深く響いた神の言葉は、じっくりと発酵し、生活を変える力となります。聖書を読むことがそのまま祈りになる、そんな可能性をみせてくれます。聖書を開いて新鮮な気持ちで、神と出会いたい、祈りたい、と心から願っている人にお勧め。来住神父の「目からウロシリーズ」は、順次電子化の予定。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

レクチオ=読む
ディヴィナ=聖なる
聖書を読む行いが祈り
一語の言葉の重みを感じながらゆっくりと読む。
反芻しながら読む。
聖書に限らず、最良、最上の本の読み方だと思う。

0
2022年06月03日

Posted by ブクログ

ネタバレ

聖書をよむこと自体が祈り(lectio divina)
「聖書を、素手で、非常にゆっくり、行きつ戻りつ、何度も読む」
聖霊は、各人が聖書を読むときにも働く。
出来事にじかに接するように読むと、日常でも聖書が語りかけてくれる。
聖書は「キリストのからだ」、愛し親しむべきもの。
lectio divinaは、自由な心の動きに従う祈り。

0
2019年12月15日

Posted by ブクログ

宝塚売布で祈りの学校を開いている来住神父の聖書深読法です。一つ一つの言葉を味わって読む方法が簡潔に解決されています。読むというよりは聖書で祈る方法という感じでしょうか。

レクチオ・ディヴィナとは何か◆どう読めば、祈りになるのか◆善きサマリア人◆レクチオ・ディヴィナの神学◆レクチオ・ディヴィナにおける精神の四つの働き◆具体的な手順◆おわりに

著者:来住英俊(1951-、近江八幡市)

0
2018年10月15日

Posted by ブクログ

再読。古代の修道院で行われていた聖書の祈り、レクチオ・ディヴィナ。知識ではなく「出来事」としてじかに接すること。「言葉」をさわるように読む。物語の奥行きを味わってこそ、私達の人生を動かすものとなる。聖書から”神の霊”を受ける。

0
2021年02月17日

Posted by ブクログ

「レクチオ・ディヴィナ」という言葉は最近知ったのだが、カトリック教会の修道院的伝統の中で実践されてきた、祈りを伴う読者法とのこと。直訳すれば「聖なる読書」ということになる。祈り(オラチオ)を読書(レクチオ)と分離することなく、さらに言葉の意味を味わう瞑想(メディタチオ)や、ただ神の御前にたたずむ観想(コンテンプラチオ)も含め、これら四つの段階を相互に行き来する。ついつい聖書を読む時に参考書などを用いて「勉強」となってしまいがちだが、レクチオ・ディヴィナを実践していく中でまた異なった次元が経験できるのではないか、と期待している。

0
2009年10月04日

「学術・語学」ランキング