あらすじ
目標設定、方針転換、新規事業、コスト削減…。リーダーは、ビジネスの様々な局面でスピーディな意思決定を迫られる。「やり直しがきかない場面」でベストの方法をただちに選択可能にする45の決断思考ツールの使い方を「現場の実例」をもとにトレーニング。
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Posted by ブクログ
2014年の72冊目です。
戦略的フレームワークといっても、自分自身が会社の経営などしてるわけではないので、業務で役に立ちそうだと感じたのは後半の20個ぐらいのフレームワークです。
フレームワークとは、ここでは「考え型」のパターンの事です。何かを考える時の「型」を紹介しています。
良く知られている既存の「型」を整理して説明しています。
・演繹法と帰納法
・パレートの法則・MUST/WANTで区分
・基準(Should)と現実(Actual)とのギャップの共有化
・報連相・オズボーンのチェックリスト(アイデイアだしの時に使うといい)・Before/Afterの比較で進む道を明らかにする方法・問題は氷山の一角、潜在化した部分へ原因分析を。
どれも、断片的には会社の業務や教育の中で教わったことがります。これらを如何にコンビネーションさせて実務で生じる問題に対処できるかの応用力が、最も必要とされている。問題の性格から適したフレームワークがあると思うが、それも含めてどの方法を用いるかそのものがその人の考える”フレームワーク”だろうと思います。