あらすじ
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
プログラム言語としてWeb開発に必須のPHP。本書は開発エンジニアのための、開発に必要なことを学べる書籍です。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
# ソフトウェアエンジニアリングで最も大切なことを、PHPを通じて学べる一冊
## 面白かったところ
* 開発環境構築に手間がかからないのは本当によい
* この一冊をマスタすれば、まずまずPHPの開発業務における天爾遠波は学べると思った
* PHPのシンタックスやフレームワークの使い方に留まらず、CI/CDないしはリファクタリングなど実際に仕事するうえで大切な概念まで学べる点
## 微妙だったところ
- 「ボブおじさん」という通称がサラッと使われていたが、書籍なので正式名称を呼称したほうが敬意を払ってる感があって良かったのではと思った。
## 感想
プログラミング言語は、言語標準のライブラリや関数の説明をしたところで「公式ドキュメントが正しい」になってしまう。
敢えて書籍で説明しなくとも無料のブログや生成AIに教えを請う事ができるから、本当に執筆が大変だったと思う。
だからこそ現場で必要とされる叡智の集合というテーマは切り離せなかっただろうし、現場で培った先人の知恵みたいな概念が書かれていて本当に良かった。
自分は特に、Section. 12-04の「コードレビュー」の話が最も良かった。コード技術の話ではないんだけど、レビューにより合意を取るためのプロセスや姿勢は、チームで仕事をするうえで多くの人間がぶつかる壁だろう。
* 変更はチームのものであること
* 質問を歓迎し、誠実に説明する心構えを持つこと
* 経験が浅いことを言い訳にしないこと
自分も学ぶことが多くあった。
PHPのことを復習するつもりで読んだこの本は、他の言語で飯を食っている戦友たちにも布教したい一冊である。