あらすじ
コロッセオで名を馳せる、剣闘士の少女がいた。その名も「不敗の剣」ラムネ。ラムネは奴隷として買われたが、馬車の事故によって思いがけず自由の身になった。少女は、世界を見て、学んで、人の優しさに触れて、生きていく。しかし、ラムネは「普通」を知らない。人を斬ってはいけないことも、人を殺してはいけないことも――。
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とある動画で絶賛されてたので試しに読んでみた
たしかに面白いかった
『少女の望まぬ英雄譚』みたいなのを勝手にイメージしてたんだけど読み心地は大分違った
ラムネは異常に強くて無知だけど心は普通の人間としてキャラ造形されているからだな時間跳躍してるっぽいけど、どうラムネの物語と関係してくるのだろう
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Posted by ブクログ
まずラムネって名前がかわいい。
外の世界を知らない少女が酸いも甘いも経験して成長していくストーリー。
まるで赤子のような純粋さゆえに時々仇となるのが見ていて胸が痛くなる。
絵もどんどん上手くなっている。
作家さんが命を削って描いているのが伝わってくる。
Posted by ブクログ
>剝き出しの剣の様な少女 故に触れれば血が滴る
少女の辿る道は赤く染まり 血みどろとなる
という感情獲得系バトルファンタジー、1巻。
闘技場の剣闘奴隷として育った隻眼の少女ラムネが、外の世界に出て、様々な人と出会い・闘い、感情や常識を獲得していくお話。
バトル描写の緩急が素晴らしい、今後に期待、要注目な作品。
盲いの左目が、戦闘中に半開きになるのが良い。
全開にならないからには、戦闘中でも半分閉じている余裕があることの現れかしらん。
殺しが日常として育って、殺してはいけないことを知らない彼女が、それを獲得したときどう生きることを選択するのか──みたいな話になるのだろうか。
>コロッセオは1000年前の古の国の文化
という台詞が気になる。特に時間経過がありそうな描写は無かったが…。
インタビューによれば
>「ジュミドロ」は漢字にすると、「寿ミドロ」になるイメージで付けています。ベースの意味は「血みどろ」なんですけど、そこに良いこと悪いこと……、“最低で最高”みたいな意味を持たせたくて、「ジュ」は祝福の意味がある「寿」を当てはめた感じです。
とのこと