あらすじ
極度の人見知りだった著者は、どうして伝説の売り上げを誇るカリスマ営業となったのか。その要因は「思考を切り替えるスイッチ」にある。ものの見方をすこし切り替えるだけで、仕事のパフォーマンスも人間関係もびっくりするくらい変わるのだという。「うまくいく思考」のポイントについてエピソードを交え伝えていく。
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Posted by ブクログ
うまくいく思考 自分の中の「成功スイッチ」のつくりかた
著:門屋琴音
そもそも「うまくいく」というのは、とても漠然としている言葉である。人それぞれ「うまくいく」というゴールは違い、必要なスキルや工程も異なる。本書では、そんな漠然とした「うまくいく」という能力を、ビジネスの場で身につける方法について説いている。
「成功のスイッチ」は、そんなに特別なものではない。その気になれば、誰でもつくることができる。物事を成功に導く思考の切り替えスイッチのつくり方について以下の4章により説明している。
①こう考えればうまくいく
②こう行動すればうまくいく
③こう付き合えばうまくいく
④こう会話すればうまくいく
成功のスイッチは特別なものではなく、誰しもがつくることができる。確かにそうかもしれない。ただ、待っているだけではそれは叶うことはなく、考え、行動することがなければ、そのスイッチは見つかることも押すこともできない。
自分の中でしっかりと折り合いをつけて相手軸をしっかりと考慮した利他の気持ちでの行動の積み重ねと、良い行動を習慣化することによりうまくいく思考とうまくいく行動をリンクさせて両輪として走らせている。
自分軸の「したたかさ」は、社会にプラスとならないが、相手をにこりとさせる「したたかさ」は社会にプラスの武器となる。紹介されている事例は著者だからこそできることもあるものの、少しでも自分流に落とし込みながら参考にし、行動すれば、きっとうまくいくと思える。
待ちではなく、変化に合わせて気持ちと共に行動することを積み上げていきたい。