【感想・ネタバレ】五木寛之傑作対談集Ⅰのレビュー

あらすじ

1970年代から現在まで、五木寛之さんの対談を選りすぐった一冊。様々な人々との対話から、過ぎた時代の面影が浮かび上がる。

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Posted by ブクログ

1970年代は、五木寛之さんの大ファンで、
たくさんの著書を読み、映画やドラマを視た。
その頃の時代を思い出しつつ、
たくさんの著名人との対談集、楽しめた。

村上春樹「言の世界と葉の世界」
先日、デビュー作である「風の歌を聴け」を早速購入して今読んでいる。

瀬戸内寂聴「京都、そして愛と死」
お二方の京都についての話が、とてもよかった。

福山雅治「クルマ・音楽・他力」
この本を買うきっかけ。
若き日の福山君はやっぱりしっかりしてる~

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2024年12月23日

Posted by ブクログ

瀬戸内寂聴さんとの対談と福山雅治さんとの対談は本当に面白かった。

特に瀬戸内寂聴さんとの話の中で、「〜でもその人間が今の自分より一歩でも二歩でも前に行こうという気持ちだけでも持っていないとわかったときに、女は男を軽蔑しますね。一歩でも二歩でも前に行きたいと思いながら出来ないでいる、あるいはそういう自分に自己嫌悪を感じている、それがわかれば、それはそれで男を許してくれるんです、女性は。しかし、そういう焦燥さえ感じていない男を、女はばかにすると思いますね。それで男が女に軽蔑されるときは、もう愛情もなにも、最後のものがなくなるときでね。男と女の愛とかセックスとか、それがたとえばもう三十代でなくなったとしても、多少ともこの人間は自分の持っていないいいところを持ってるなあと、ここは私がかなわないなってものをその男が持っているかぎりは、男と女の間はうまく行きますよ。」というくだり、ああ、なるほどなと腑に落ちた。

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2025年07月26日

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