【感想・ネタバレ】恋する短歌のレビュー

あらすじ

ほんの少し勝ってほんの少し負けて 恋はいつでも少し悲しい――揺れうごく女性の気持ちを描き、共感をあつめる新鋭歌人・佐藤真由美が贈る、短歌+ショートストーリー集。初めてのデート、切なくて眠れない夜、見送る朝の光のまぶしさ…。恋が始まり、そして終わるまでの一瞬一瞬を鮮やかに切りとった、22篇の物語。

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Posted by ブクログ

著者作の恋愛の短歌と、その短歌にまつわる(?)ショートストーリーで構成されています。
短歌初心者の私でも、とても読みやすいです。
挿絵もきれいで、恋のものばかりなので、女性は好きなんじゃないかと。
分かるーーーっていうものが、ひとつはあるはず。。。
大好きで、何度も読み返している本です。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

070817

この人の書くショートストーリーが好きです。
本当なのか作った話なのかは
わからないけれど。

人生は続く
ふたりが教会で
ハッピーエンドを迎えたあとも

っていう短歌に続く物語が好き。


しょうがないという言葉を
わたしはそんなに嫌いではない。
この言い訳を
年間わたしは心の中で繰り返し続けた。
しょうがない,
だって好きになっちゃったんだから。


ショートストーリーの主人公は
みんな大人な感じがします。

私がその状況になったら
そんなに冷静に対応できるのかな?
って思う。

でも
こんなにスマートに対応できたらいいな。
って思う。

そんな日はいつ来るやら
わかりませんけど!

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

形とか指の長さを知ったのに
何も知らない あなたのことを


縁あって隣で寝てる人がいて
わたしのものにならないらしい


目の前のわたしを見てよ
本当に大事にしてるものが何でも


知られたくないことがある
本当はあなたといると心臓が痛い


・・・いい!!
今、すごくよく分かる!

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2012年07月15日

Posted by ブクログ

恋はせつなくて、恋は自分の中だけでの出来事なんだなぁと思った。相手はいるけど、それが恋かどうかなんて自分しか決められない。

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2011年09月18日

Posted by ブクログ

恋する歌音を先に読んじゃったからなぁ。
あぁ、解る…と共感できる部分がないわけではないがインパクトは弱いかも。

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2011年08月16日

Posted by ブクログ

短歌ってもっととっつきにくいイメージだったけど、共感できるものもいくつかあって、こういうのもありなんだ!って思った。

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2010年02月15日

Posted by ブクログ

どの短歌にも、「あるある〜〜」と相槌を打ちたくなるような感じ。
恋愛における様々な場面は、いつでも自分が主人公ね。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

二番目の女感がたまりません!
開き直って誇っているわけでも、卑屈になって自嘲しているわけでもないこの感じ、この人にしかだせないと思う。

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2024年06月23日

Posted by ブクログ

ザックリ言うなら、ちょっとイイオンナ風の第一人称「わたし」による、恋の短歌とプチエピソード、て感じの一冊。

私の場合は、数年前、この本より先に同著者の『プライベート』を読んでしまっていたため、そしてその本はとても素敵な「イイオンナの短歌集」だったため、どうも、こちらの本は青臭さに目がいくというか、狙って表現されているであろう生意気さが狙いすぎてる感があって、やや遠巻きに楽しむ程度にしか入り込めなかった。

以下、今の私が気になった短歌。

▼目の前のわたしをみてよ 本当に大事にしてるものが何でも
▼恋のせい 真夜中過ぎに呼び出され スナギモなんか食べているのは
▼知られたくないことがある 本当はあなたといると心臓が痛い
▼縁あって隣で寝てる人がいて わたしのものにならないらしい
▼一匹も猫に会わない帰り道 わざと遠くのコンビニに行く

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2016年02月17日

Posted by ブクログ

うす暗い本ばかり読んでしまうので、ほっこりしたくて表紙買いした本。
一時間あれば読めます。
バックに忍ばせておいてサッと読み返したくなる本かも。

叶ってるけど叶っていないような二番目の恋愛を題材にした短編がほとんどでした。

さりげない一文にチクチクしたり、学生の頃は車を持っていたり煙草をすう男性がすごく大人びて見えていたなぁ、と思い返したり。

挿し絵の水彩画もとても綺麗です。
グスタフ・クリムトの『接吻』の絵画を思い出したのですが、関係なさそう。

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2013年04月22日

Posted by ブクログ

この人は物語ではなくて短歌。

いつのまにか見つけてくれてありがとう わたしがあなたにぴったりなこと

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2012年01月26日

Posted by ブクログ

〈今すぐにキャラメルコーン買ってきて そうじゃなければ妻と別れて〉


「ショートソング」を読んだ時いちばん頭に残っていた短歌、
これを詠んだ人が佐藤さんだと知ってこの本と出合った。


残念ながら↑の歌は収められていなかったのだけど、タイトル通り恋の歌集。
歌とともにショートショートが添えられており、
私のように短歌に不慣れな人でもすっと情景が頭に入り込んでくる。


ドラマが過ぎて共感を覚えれないものがあったりするけど、
短歌の持つ語調とナチュラルに見えて選び抜かれた言葉に
普段の読書とは違う新感覚を味わいました。
たとえば・・・


"当然のように 一つの食べ物を 分け合いながら 別れ話を"


たったこれだけの簡単な言葉たちで
彼と彼女の過ごした時間とこれからがフと頭に浮かんでしまう不思議。

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2010年09月25日

Posted by ブクログ

短歌に解説はなくていいものかも。と思った一作。
短歌集というか、エッセイなんだもの。

短歌のいいところって、あの31文字の限られた文字数で綴られた思いを、自分の経験で補って、落とし込むことができることだと思うのです。こういう思いから出てきたんです、なんて裏舞台を本人が告白しなくても・・・。と。

ただ、やっぱこの人の恋愛の仕方にかぶるとこがあるので、あーね。みたいな気分。で、星3。

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2010年04月11日

Posted by ブクログ

初めて読んだのは18の春。
その頃は、ただ純粋に恋愛ってHAPPYなものだって
決め付けていた頃だった。
その頃のあたしからすれば、全然理解できない世界だった。

あれから5年たった今。
全然経験を積んだわけではないけれど
あの時よりは理解できてる自分がいる。。

また5年経つと、違ってくるんだろうな。

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2009年10月07日

Posted by ブクログ

まずは挿絵がきれい☆

少しの文で想像する本の中は、全体的に切なくて恋がしたくなります☆

素敵な一文→「初めて見るすっぴんの彼女は驚くほど幼くて、誇らしげで、わたしは本当に彼を好きだったけど、もうこんなのはいやだと思ったんだ。」

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

ショートストーリーと短歌が一緒になった本です。
短歌を読んでからショートストーリーを読むとこういう背景があったんだ、と納得します。素敵です。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

恋愛に関する短歌とミニエッセイを集めた女の子の部屋の引き出しみたいな本です。
あと、抽象的なイメージの挿絵がオンナノコ好みだと思います。
長い文章読むの苦手!だけど、他人の恋愛の話を聞くのが好きな人やきれいなものが好きな人は結構スラスラ読めるんじゃないんでしょうか?

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

女の子が一度は絶対思ったことがあるある!!って共感できることを短歌にしてあってな得せずにはいられなかった。でも、内容が少し薄い気もしたなぁ・・・

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2009年10月04日

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