あらすじ
時は昭和初期。奉公のため東京へ来たイワは善行に励め!というじい様の言いつけを守り、道端のコウモリを助けたり病弱な青年を拾ったり…。都会には珍しいものが落ちてるべー!【収録作品】ビーチ・イズ・ビューチフル
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Posted by ブクログ
幸田文さんの描くレトロな女の子たちはかわいい!
そして、かわいい・かわいい・おかしい(面白い、それも吹き出す感じの)のバランスが絶妙。
2巻ではコイワと三五にラブが入ってきて、ますます面白くなりそう♪
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表紙に一目ぼれして買いました!
1巻の三五の怪しい感じがとてもいい。一生懸命でまっすぐで、どこかずれてるイワちゃんがとっても可愛いので、三五でなくてもからかいたくなります。
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三五イケメンすぎる。
黒髪美青年(病弱+甘党)ヤバス。
昭和初期という時点でやばい!
絶対勝田さん得意ですもんね、勝田色が生かされるのを期待してますv
「ビーチ・イズ・ビューチフル」
美浜・半田・武豊・日間賀・・・
そのうち知立とか安城も出てくるんじゃないかと^^;
同業者(広義で)の男の人って微妙な存在なんでしょうか・・・
シンザンいい加減にしろww
Posted by ブクログ
昭和初期が舞台のほのぼの恋愛物語。
まっすぐなイワ、変わった三五、ちょっと意地悪な都一、おっとりしたたわ子。出てくる人たちが個性的で話がするすると進んで行く。
第壱話
善行に励めとじいさまの言いつけ通りにしていたら、コウモリと吸血鬼のような青年を助けて懐中時計をもらったの巻。
キスされたのに血を吸われたと勘違いしたイワが可愛らしい。
第弍話
三五は都一と友人だったと知り、三五と一緒にお花見にいって、喫茶店で死にたいと言われて怒って帰って来てしまったの巻。
操登場。ちょっと意地悪く見えるけど、それも恋ゆえに、だね。
第参話
都一が留学するきっかけを三五が作ったことがわかり、三五が父親に捨てられたと思っていることもわかり、イワに三五はお父さんが1番好きでもいいんだべと言って三五の気持ちが軽くなったの巻。
死んじゃダメだーといいつつ屋根から三五を落とそうとするイワが可愛らしいw
ビーチ・イズ・ビューティフル
競馬で賞金があたった美浜と職歴詐称美容師がお互い思いあっているのに、すれ違い、理容院店長と旦那の喧嘩や店長の息子と美浜の淡い恋などが絡まりつつも、海辺で楽しく釣りができる毎日に戻る物語。
イケメンなのに、中身がちょっと情けない男が面白い。
Posted by ブクログ
良作。おそらく初となるオリジナル長編『ちくたくぼんぼん』は、昭和初期を舞台にしたロマコメ。拾ったコウモリと同じ名前の文系病弱成年が登場するあたり、設定に少々あざとさを感じるが、なんだかんだ良い。やはりこういう19世紀くらいの様式美を感じさせる時代を描かせたら勝田文は天下一品である。部分部分の演出に拙さを感じるが、長編ゆえか。先が気になる。一方同時収録の中篇読切『ビーチ・イズ・ビューティフル』は海辺の街の理容室で働く女性を描いた現代劇。勝田が手癖で描いたような空気漫画だったが、悔しいことに面白い。慣れたタッチなので演出も巧みで、綻びもなく、完成度は高い。
Posted by ブクログ
お父さんがいちばん好きでも別にいいんだべ!
――時計の音は地球の鼓動だ ここには星が生きてる――
――僕は本当はまだ死にたくない もっといろんなことを知りたい 話がしたい 遠くに行けなくてもそれはできるはずなんだ
ビーチ・イズ・ビューチフル
声をかけることも そばに行くこともできなかった そんな小さなことが私はできないんだ… 私はいままで誰かに何かを強く望んだことはなかった どうしようもなく誰かに何かをしてあげたいと思ったこともない… 私にできることなんてあるのかな
Posted by ブクログ
一巻出すならちゃんと話がたまってから出して欲しかった…。ページの半分が別の話で埋まってる。そちらも好みだったが。「ちくたくぼんぼん」はまだ恋愛はなくスタートライン立って終わったかと。