あらすじ
田中清(さや)は名門女子校・鈴蘭女学院の新入生。憧れだった制服に身を包み、期待に胸を膨らませて入学した清ですが、周りの友達は本物のお嬢様だらけで、ちょっと気後れ気味……。果たして清は淑女になれるのでしょうか? ひとつの女子校の中で繰り広げられる、生徒の、そして教師の、ほんのり泣けるあったかい物語が詰まった、ココロ洗われる今どき珍しい本当の乙女の物語――。
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青春の尊さと谷川先生が描く優しい世界のフュージョンがすごい!
悩んで育つ女子校生たちの群像劇。
自分の高校時代は自意識と劣等感でいっぱいで
あまり思い出したくない、という人にこそおススメしたいです!
とあるお嬢様学校を舞台に、
様々な境遇の女生徒たちの恋と成長の物語がオムニバス形式で綴られます。
「ごきげんよう」などのザ・お嬢様ワードがふんだんに散りばめられつつも
ヒロインの清(さや)は家も性格も庶民派で
比較的共感しやすいところがまたたまりませんw
彼女たちの恋の相手も様々です、
幼なじみの同級生、顧問の先生、ちょっとチャラい許嫁…
疲れたときに読むとあったかい気持ちになれますのでぜひ!
感情タグBEST3
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Posted by ブクログ
ほのぼのと丁寧な言葉遣いが ステキな学校風景。
ごきげんようが 挨拶ってすごいな。
1巻は 先生と奥さんの話がいいな。
2巻は 少しずつ さやがお嬢様みたいになっている姿を
見ている弟のシーンが好きだな。
あと社交ダンスの話。 パパさんとの和解。
許嫁の話。ちゃんと両想いだったってわかったときは よかったな。
なんだかんだ
知らないとこで
さやが みんなを明るくしたりハッピーにしてるなって
思うところが たくさん。
Posted by ブクログ
何度も書いてるように谷川さんのファンです。二巻も大満足でした!
私事ではありますが、ちょうど姉の結婚を控えている時に読んだため、二巻の最初のお話に出てくる高橋さんの台詞にはとても共感してしまいました。
Posted by ブクログ
めがねっことは尊いものである。
2巻のテーマはこれだなww
もうなんていうか、さすがの世界ですね。
やさしい。やわらかい。
一つ一つの話が基本的には同じ流れに沿っていながら、独立した一話という感じは、連作詩あるいは短歌、俳句の連作といった感じを思い起こさせます。
初期作品の「各駅停車」のような感じですね。
しかし、千香子ちゃんいいぞ。
めがねっこ、ボブ、黒髪、茶道のお家元、許婚もちってどんな設定ですかww
ただ、谷川さんには一言言いたい。
めがねは外してはならぬ、と!
Posted by ブクログ
現代にまだ残っているのだろうかと思わせる
女学校。そこに通う女学生は、もちろん現代的では
あるのだけれども…強い芯を持って明るく生きる彼女たちに
涙ぐんだり、甘酸っぱい気持ちにさせられたり、
これは何巻発売されても買わなくては!と夫婦で
話した一冊。
個人的には「くるみちゃん」の回が好きでした。
Posted by ブクログ
最近ブーム到来、谷川作品。
とにかく人物の笑顔のくしゃっと感とか泣き顔のふにゃっと感・躍動感溢れる動きだとか、、絵が、とてもいいです。「りぼん」で「くじら日和」とかサラサラ流し読みしてた自分を叱り飛ばしたい!(いや、小学生の女の子にこの人のマンガの魅力って分かりにくいのかも??)
ただ、どれも、あくまで「女子」目線マンガ。いい意味で。絵柄は可愛いのに実はシビアな内容だったりする。読んでいると、いつのまにか主人公と一緒に笑顔になったりしかめっつらになったりしちゃう種類のマンガです。