あらすじ
うぉらっ、ニタ公ッ!掃除すっから、そこから出ろぃ!!あ゛~~~、何でだよぅ。冬の猫の定番っちゃあ、炬燵でゴロ寝だろーがぁ!何言ってやがる。朝っぱらから酒かっくらって黄表紙読んでる猫がいるかってんだッッ!?にょほほほほ。ここにいますねーー。ケンカ売ってんなら、こっちへ来やがれ!!何をっ、この野郎!あ~~れ~~。おやめください。十兵衛さま~~~下町の三笠長屋(別名・猫丁長屋)で鼠除けの猫絵を描く絵師・十兵衛と、人語を話しキセルを咥えた怪・快猫ニタ……大江戸八百八町で繰り広げられる猫と人との強い絆、人情・猫情ロマン……笑いあり、涙ホロリありの、待望の第3巻です。
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Posted by ブクログ
今回も猫が可愛くて可愛くて。。
耳丸が仔犬の母親代わりになるお話が好きでした。里親に出されてしまった仔犬たちを鳴きながら探し回る耳丸がかわいそうで。。
人に化けたニタが子猫を捨てようとした人間をにらみつけるシーンは怖かった。
竹短冊が屋根の上で風に棚引くシーン、黒い盥の中に星が映るシーン、蓮が美しい音で花びらを開くシーン、どれもとても美しかった。
Posted by ブクログ
2010/06/22:今回は1、2巻よりもほのぼのな感じでした。
おもとさんが一生懸命で可愛い。瓦版の絵カッコいいですwww
特に耳丸の話と蓮見の話が良かったです。
Posted by ブクログ
今巻も猫にまつわるいい話満載でしたな。
主人公みたく猫又や化猫と話が出来たら、さぞ面白いんだろうなぁ。
でも、ニタの世話は大変そうだ…。
ところで。
蓮の花が開く時、音がするってのは何かで聞いた気がするけど、人間には聞こえないの?
確認しようにも、早起きはニガテだからどっちにしろ聞けないなー。