【感想・ネタバレ】地球科学入門I 次に来る自然災害 地震・噴火・異常気象のレビュー

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Posted by ブクログ

 火山学者の著者の本は,今まで何冊か読んでよかったけど,これは比較的面白みに欠ける。地震・火山・異常気象と手広く書きすぎて薄まってしまった感じがある。とはいえ重要な情報がまとまっている本。
 東日本大震災以来,日本は地殻変動が活発になっていて,東海・東南海・南海の連動地震や,富士山の噴火が懸念されている。戦後日本の高度成長期は,たまたま大きな地震がなかった時期で,これからはそれは望めない。知識をもって備えをして,減災に努めなくてはならない。

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2012年06月24日

Posted by ブクログ

地震・雷・竜巻・噴火・異常気象など、自然災害に関することが網羅されていました。
エルニーニョ現象のメカニズムとか、火山灰の性質とか、知っているようで知らないことが面白かったです。

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2012年06月10日

Posted by ブクログ

 ロンドンで読んだ一冊。自然科学も一冊と思って持って行った。

 鎌田先生は、アウトリーチ活動で有名。地震の前は、火山の本をたくさん書いている。

 今回、勉強になった点。

(1)偏西風の気圧配置によって異常気象が起こる。(p138)

 気安く、地球温暖化とは説明していない。

(2)地球温暖化について専門家のコンセンサツが得られていない段階で、国際間の性急な取り決めを行うことは将来の国益に反するのではないかと私は危惧しています。(p151)

 鎌田先生の目からみて、まだコンセンサツはないんだ。なるほど。

(3)温暖化によって台風がどうなるかについて定説はない。(p158)

 まだまだ、わからないことばかり。わかったような報道に騙されてはいけないな。

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2012年05月03日

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