【感想・ネタバレ】雪娘のアリアナのレビュー

あらすじ

雪と氷の冷たい世界の心温まる不思議物語。

12歳の少女ターシャはある出来事からすっかり心を閉ざし、祖父が農場を営む山村で家族と静かに暮らしていた。
初雪の日、心をこめて作った雪娘に「友だちになってくれたらいいのに」と願うと、その夜、不思議なことに、雪娘に命が宿る。毎晩その雪娘のアリアナと過ごし友情を育む中で、ターシャは明るくて好奇心旺盛だった元の自分を取り戻していく。しかし、その冬はいつになく厳しく、祖父の病気も悪化。周囲の人々も春の訪れを待ち望むが、冬が終わることは親友のアリアナとの別れも意味していた。
ロシアの民話「雪娘」をモチーフに、少女の成長と友情を描いたファンタジー。
著者は『The House with Chicken legs(日本語版:「ヤーガの走る家」)』でカーネギー賞のショートリストにノミネートするなど、民話から着想を得て生み出した作品に定評がある。

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Posted by ブクログ

装丁がすごくきれい。中も模様が多くてきれいな児童書。内容はちょっとピンとこない系のファンタジーだった。

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2025年03月21日

Posted by ブクログ

トラウマを抱えたターシャは雪娘アリアナと遊ぶことで癒される。いつまでもアリアナと一緒にいたいと願っているが、雪が止まず厳しい冬で谷の住民は困ってしまう。

トラウマのせいで頑ななターシャが人を信頼出来るのか、雪娘のアリアナとの結末が気になって読み進めた。
ターシャの葛藤が前作ヤーガを思い起こさせる。
背中を押すおじいちゃんの言葉がいい。
イラストと冬の雪の情景描写が美しい。

0
2025年02月27日

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