あらすじ
「幸田文」の旅をしてみよう―。母の死、父・露伴から受けた厳しい躾、弟の死、継母との関わり…。そこから浮かび上がる「渾身」の姿。作家・幸田文はどのように形成されていったのか。その「作品」と「場所」を綿密に探りつつ、<幸田文>世界の真髄にせまる極上の書き下ろし、待望の文庫化。
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Posted by ブクログ
村松友視氏の「幸田文のマッチ箱」(2009.3)は、36歳お姉さんwの幸田文への著者の強烈な思慕だと思いますw。この作品は、幸田文讃歌の11のエッセイが収録されています。そのトップを飾るのが(例のw)「幸田文のマッチ箱」です(^-^)「ああ、そんなもんでよかったら、どーぞー」この本の表紙をめくると、著者の心を虜にした「宝物」、手土産にもらった「マッチ箱」が9つ、カラー写真で紹介されています(^-^)このマッチ箱ひとつひとつに幸田文さんの「かわいらしさ、いたずら心、生真面目さ、やさしさ」が宿ってるそうです!
Posted by ブクログ
村松友視のおかげで幸田文を知った。マッチ箱との出会いがいい。
編集者としての仕事ぬきで訪問を重ねている。 幸田文もその都度季節の千代紙を貼ったマッチ箱を準備して待っている。さぞかし楽しい会話がはずんだことでしょ。 「みそっかす」を手始めに幸田文の本を読んでみたい。