【感想・ネタバレ】疼くひとのレビュー

あらすじ

脚本家・唐沢燿子は古稀をむかえ、日に日に「老い」を実感していた。そんなある日、SNSで年下の男と出会い、生活が一変する。忘れかけていた自分の「女」の顔に戸惑いつつ、いつしか身も心も溺れていく燿子。人生後半から燃え上がる大人の恋の行方は……。センシュアルで真摯なラブストーリー。

70代女性の心と身体のリアルを描き話題を呼んだベストセラーが、ついに文庫化!

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

主人公の燿子さんは、自立していて料理もできてさぞかしカッコいい女性なんだろうなぁと想像しながら読み進めてきた。蓮との出会いと恋愛、あまりにも唐突なエンディングの到来は悲しいが、きれいな状態で誰も傷つかずに締めくくられたのは救いだった。

0
2025年07月29日

Posted by ブクログ

もしこれが20〜30代の同年代男女の話だったら、いつか流行ったケータイ小説にありがちなストーリーでややしらけたかもしれないが、これが70歳の女性の恋愛、情愛だと思うと話は変わってくる。
多くの女性が、燿子のような70歳に憧れると思う。恋愛が若者にのみ許されたものとは思いたくない。そういう意味で、ラストは思わず胸が苦しくなったが、希望の物語だった。

0
2025年07月28日

Posted by ブクログ

上野千鶴子さんに影響を受けて執筆されたとのこで
、男女の恋仲は蛋白なのに性描写は強烈。
ここまで愛し合いながらこうなるとは、という結末も含め、熟年層の恋愛を赤裸々に表現されている。一気に読んだほうが没入できます。

0
2025年02月02日

「小説」ランキング