【感想・ネタバレ】黒の皇子のレビュー

あらすじ

裏切者はだれだ?

山で修行をつんだ<青の読み手>ノアは、めきめきと秘術の腕をあげていた。
そんなおり、北の大国ザスーンで反乱が起こり、皇帝一家が殺されたとの一報が入る。
ノアたちはこの政変の背後に、世界をほろぼすために復活するといわれたレトの存在を予感する。
しかし、生き残りの皇子アレクセイがあらわれたことで、事態は一変する。
『青の読み手』『紅の魔女』に続く
1冊の本をめぐる長編ファンタジー第3弾。



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まるで目の前にいるように、アレクセイのつめたい息がノアの頬にかかった。
アレクセイの黄色い瞳の中に、ノアのこわばった顔がうつっている。
「おまえがレトか」と、ノアはうめいた。
うすいくちびるをゆがませ、アレクセイはノアにいった。
「わたしはサロモンの生まれ変わり。レトは、おまえだ。自分の名前を、まだ思いだせないのか?」

(本文より)

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

登場人物が増え、分かってきたこともあれば、深まっていく謎もある。
最後には大団円が待っていると信じて読み進めるのみ。

0
2023年11月23日

Posted by ブクログ

「ナントの魔女」のもとで修行を積むノア。師となる人や、温かく見守ってくれる人の存在を得て、徐々にノアにも変化が、、。だが、悪魔の囁きに負け、ノアは大きな過ちを犯してしまう。
ノアの成長とも言える変化から目が離せない。また、サロモンの書の謎は深まるばかり。
次が待ち遠しいが、中学生にもお薦めしたいので、あまり難しくならないで欲しいかな。

0
2023年10月31日

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