【感想・ネタバレ】MOGAKU 1のレビュー

あらすじ

父の病死から、4人兄妹の長男である一成は家族を支えるため、高校に通いながら新聞配達のバイトと家事をこなす。ある日、母が交通事故に遭う。高校3年の一成は今まで、バイトに家事に勤しみ、将来を考えたことなどなかった…。だが、母の事故を機に自分が為すべき競輪の存在を見つけ、その道へ踏み出す覚悟を決める。

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家族を背負い未来へ漕ぎ出す、青春競輪譚。

4人兄妹の長男・桐生一成は、亡き父に代わり家族を支えるため、高校に通いながら新聞配達のアルバイトに励んでいた。
ところが、ある日母親も交通事故で下半身不随に。
家族の大黒柱になる覚悟を決めた一成は、新聞配達所の店長に社員として雇ってほしいと頼み込む。
しかしそこで提示されたのは、思いもよらない「競輪選手になる」という道だった。
新聞配達で鍛えた強靭な足と「家族を守る」という決意を武器に、一成は競輪の世界へ足を踏み出していく。

本作の見どころのひとつは、それぞれのキャラクターが背負う「覚悟」です。
主人公の一成は家族の思いを一身に背負い、競輪養成所で出会う仲間たちもまた、自らの人生を懸けて選手を目指しています。
そして、もうひとつの魅力は「競輪」という競技そのもの。
馴染みの薄い人も多いかもしれませんが、肉体がぶつかり合う迫力や、戦略的に動くチーム戦の要素など、競輪の奥深さが熱気あふれる描写で楽しめます。

『MOGAKU』は、ただのスポーツマンガにとどまらず、登場人物それぞれの人生を懸けたドラマが織り込まれた作品です。
読めばきっと、あなたもページをめくる手を止められなくなるはずです。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

稼げるスポーツの最後のフロンティア、競輪へと挑戦して、頂を目指そうとする漫画です、とても熱く、その熱が面白さになっています
漕がずにいられず、新聞配達で足腰を鍛えていた少年が、漕ぎ出さずにおられず、競輪のプロを目指すことになりました、まずは養成所です!
出て来る人物が、みんな熱い想いを抱えていて最高です
なんというかスポーツのプロ選手って、憧れる頃には、もう成れないものじゃないですか。野球とか小学校の上級生から始めましたってなっても、まぁプロは無理じゃないですか、関節の可動域とか小さい頃から投げてないと、肩の造りから出来ない側になっちゃってるらしいですね。
五輪とかのスポーツも、プロ選手へ憧れても、大よそ無理があるじゃないですか、でも競輪には、まだ希望がある気がするのですよ、それは全てを投げ出して漕ぎ出せれば、という厳しい条件があるのですけれども
そこを、ペダルを踏み続けた主人公が、登っていこうする姿が格好良いのですよ
面白いので、オススメの漫画です!

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2025年04月27日

匿名

購入済み

最高の漫画

自転車、いや競輪漫画としてワクワクさせるようなものでした!早く次回が見たい!
迷ってる方は一度読むべきかと思います

#アツい #深い #カッコいい

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2025年01月11日

U11

無料版購入済み

大人としてどうなん?

神山は大人としてどうかと思いました。
家族のためにお金を稼ぐ必要がある主人公に相談された神山は、新聞配達員の社員として雇うのではなく、競輪選手を勧める。この時点でまともじゃない。相談してきたのは高校生なんだから、高校生では気づかないような制度を調べて紹介したりもっと堅実な進路を勧めたりすればいいのに
よりにもよって、ハイリスクハイリターンな競輪選手を勧めなくても…。

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2025年12月05日

Posted by ブクログ

まぁまぁ面白かったが、なんかこの世界では普通にヤクザと癒着して八百長レースとか多そうなだなと思った。

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2025年09月10日

無料版購入済み

うーん

マイナーなようで、ボートレースやオートレースと比べると意外とマンガ化作品の多い「競輪」のマンガ。

冒頭は、これでもかと言うくらい重い展開。
重すぎて「あしたのジョーとかの時代?」と古さを感じるレベル。
絵も手書き感満載でクセが強い。

それが、養成学校に入学すると一変する。
周囲のキャラは少年マンガっぽい「ぶっ飛んでリアリティの無いキャラ」だらけ。
絵もタッチが変わり、全体的に急に軽いノリになる。

これ、当初試験合格までの話を編集部に持ち込んで連載が決まり、養成学校入校以降は編集のアドバイスを元に一般ウケするように路線を変えてきたんじゃないかと思うくらいの急変。

結果的に古さが消え、今時の少年マンガらしい内容にはなってきたが、一方でリアリティは急低下。
これなら、「Odds―オッズ―」の方がずっとリアリティがあると思う。

という事で、なんか中途半端と言うか、ギャップが大きく感じる作品。

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2025年05月15日

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