あらすじ
若い男性刑事だけを狙った連続猟奇殺人事件が発生した。次のターゲットは誰なのか? 刑事・緑子は一児の母として、やっと見つけた幸せの中にいた。彼女は最後の仕事のつもりでこの事件を引き受ける。だが、緑子を待ち受けていたのは、人間の業そのものを全身で受け止めねばならぬ苛酷な捜査だった……。刑事として、母として、そして女として、人間の心の核に迫る新警察小説〈RIKO〉シリーズ、最高傑作!
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Posted by ブクログ
評価は5.
内容(BOOKデーターベース)
若い男性刑事だけを狙った連続猟奇殺人事件が発生。手足、性器を切り取られ木にぶらさげられた男の肉体。誰が殺したのか?次のターゲットは誰なのか?刑事・緑子は一児の母として、やっと見付けた幸せの中にいた。彼女は最後の仕事のつもりでこの事件を引き受ける。事件に仕組まれたドラマは錯綜を極め、緑子は人間の業そのものを全身で受けとめながら捜査を続ける。刑事として、母親として、そして女として、自分が何を求めているのかを知るために…。興奮と溢れるような情感が絶妙に絡まりあう、「RIKO」シリーズ最高傑作。
Posted by ブクログ
RIKOシリーズ第三弾。若い男性刑事だけを狙った連続猟奇殺人事件が発生。切り刻まれ木にぶらさげられた男の肉体。殺害された刑事達に繋がりがあるのか?弱気になった元上司に、刑事・緑子は一児の母として、やっと見付けた幸せの中にいたが、捜査本部に呼ばれる。事件をひたむきに追う緑子をあざ笑うように、新たな事件が発生し…。過去の事件にたどりつく。人が人の犯罪を暴きだし間違いが有ればどうすれば良いのか?捜査をする刑事達に責任は有るのか?正義とは?刑事として、母親として、そして女として、緑子は正面から立ち向かう。
Posted by ブクログ
シリーズの順番を無視して、聖黒関連の作品が読みたくて買った本。
どーでもいいが高須は何でここまで緑子に惚れてるんだろう…。
緑子はすべてを手に入れ幸せに…とはいかず残忍な事件、事件で苦しむ同僚、無茶をする後輩に気を揉むだけでなく夫の安藤の過去の誤認逮捕&浮気疑惑と公私ともに息つく暇もなく。
麻生とああなる必要がどこにあるんだろう。練も奔放だけど緑子と麻生の場合、中途半端に心があるのが嫌だ。
そして緑子がもてる理由もなんとなく納得できるのも腹立たしい。
練がすっかりやくざになり切ってしまったが麻生への思慕は変わらず、麻生もどうしようもなくて分かれた風を装っても練への苦悩を伴った愛は健在で安心したのに、蛇足もいいところ。
Posted by ブクログ
聖なる黒夜から入ってこのシリーズを読むと、聖なる黒夜があとから書かれた作品だなんて信じられない気持ち。
シリーズ一通り読んだけど、あまり緑子は好きになれなかった。
静香のその後が気になる…。
Posted by ブクログ
先に聖なる黒夜を読んでいるので「ああ、ここにつながるのか!」と中盤から先が気になって一気読みした。
結局12年前の事件は解決しないまま…
続きはないのだろうか?気になる…