【感想・ネタバレ】千里眼 ブラッドタイプ 完全版 クラシックシリーズ11のレビュー

あらすじ

「B型になるくらいなら、死んだほうがマシよ!」。血液型性格判断が過熱し、特にB型人間への差別・偏見が広がる中、白血病患者の女性が骨髄移植を拒んだ。日本では最大にして最強の迷信となっている血液型性格分類に、岬美由紀、嵯峨敏也、一ノ瀬恵梨香が立ち向かう! 彼女を救うため、「ないものをない」と証明する奇跡を起こせ!! 3大キャラクターが競演するクラシックシリーズ第11弾。『ブラッドタイプ』待望の電子書籍化!!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

うっかり先に「背徳のシンデレラ」を読んでしまったのですが、全く違和感なし!
むしろ千里眼・催眠・ニュアージュ・マジシャン(少しだけ)それぞれのシリーズの集大成で良かったです。
今回の岬さんは派手なアクションなし。
立ち向かう敵は日本国民(の思想)。
私の大好きな嵯峨さんが益々ヒロイン化!
嵯峨さんのことばかり気にかかり、岬さんにいらいらしてしまうほどでした。。。
それにしても、B型の人がこの作品を読んだら複雑な気持ちになりそうです。
さて、次は新シリーズ。楽しみです!

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2012年06月09日

Posted by ブクログ

ネタバレ

単行本も読んだので、再読。
血液型性格分析が進みすぎて、就職差別や社会問題になっている世の中。白血病患者さえ、B型になりたくないからと、骨髄移植をいやがる始末。美由紀が思いを寄せる瑳峨も白血病に倒れ、移植手術ぎり拒む患者が決意を変えないかぎり、自分も手術を受けないと言い出す。瑳峨のためにも、社会の認識を変えようとする、美由紀と恵梨香。
美由紀が美由紀らしくない。でも楽しく読めた。恵梨香との関係が異様に進みすぎているように思った

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2013年09月11日

Posted by ブクログ

ネタバレ

千里眼クラシックシリーズの第11弾。
血液型性格判断や白血病を絡めながら、いかに不可能と思えたことでも信念を持ってすればかなうと、やや大げさにストーリーを構築して説いてゆく。本作は戦闘機やスーパーカーなどのメカの活躍よりも、人間がどうして根拠のないものを信じてしまうのかといった根源的な問題を物語を通して明らかにしていく。
この人は本当にネタを出し惜しみしないし、スピーディな展開の中にこれでもかと埋め込まれていく蘊蓄を拾っていくのも楽しい。難点はあまりにもアッサリと物事が非常に深刻になり、一方で非常にアッサリと収束していく感があること。しかし、実際に自分がその立場になってみると、案外そんなこともあるかなと思わせられるのが、筆者の力量ともいえる。

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2013年03月27日

Posted by ブクログ

ネタバレ

面白かった。
背徳のシンデレラの後に刊行されつつ、シリーズとしてはその前に位置されるそうで、それを知らずに順序を逆に読みましたが、まったく気にすることはありませんでした。
一連のメフィスト等との戦いに関する内容から一息つけるものとなっており、私は好きです。

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2012年06月07日

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