【感想・ネタバレ】極楽あると人は言ふのレビュー

あらすじ

時は明治中期。鋼志郎は級友の生死を探り、極楽と呼ばれる島に辿り着く。島のもてなし役だという稀代の娼夫・濡羽に無垢な体を開かれ、逃げ出した先で島の戦士の長だという天満に日夜精を搾り取られ、快楽の果てに鋼志郎が目にした島の真実とは……? 狗神族×2とヒトの禁断の執着愛。

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Posted by ブクログ

さすが先生!となります。
やはりエロもてんこ盛りで凄かったけれど話の内容もとにかくグイグイと惹き込まれてしまいました。

武士として恥じない男として父親に強く育てられ真っ直ぐな心の持ち主である鋼志郎。
級友の死の真相を知りそれに関わる狗族の濡羽と天満に翻弄されながら、自分に(祖先からの)憑いていた死神をも含め濡羽と天満、そして父から貰ったお守りの力をかり解決してしまうのが凄かった。
鋼志郎がとにかくカッコよく男前で濡羽と天満が執着してしまうのも分かる。
そんな2人を受け入れてしまうのだから鋼志郎は只者では無いですね。

書き下ろしではある出来事で鋼志郎への2人の執着が生半可なものでは無いと鋼志郎は一旦は恐れ怖くなるけれど負けてなるものかラストで決意新たにするシーンはゾクゾクとしました。

特典ペーパーでの濡羽の努力、天満の諦めが笑えました。

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2024年10月15日

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