【感想・ネタバレ】はじめての戦争と平和のレビュー

あらすじ

話し合いができれば戦争は起きないはずだ。軍隊がなければ平和になる。……本当にそうでしょうか?「(…)人類はひとつだ、皆がちゃんと話し合えば分かり合えるはずで、そうすれば戦争など起きない、という考え方もあります。「話せば分かる」という発想ですね。これが広まれば世界が平和になりそうなものです。そう信じたい、願いたい気持ちもよく分かります。しかし、残念ながら現実にはなかなかそうなりません。」(まえがきより)そもそも安全保障とは、リスクをゼロにするような理想論ではなく、現実的なリスクを把握、管理し、対処することです。国際関係や防衛の問題のリアルな読みとき方を知ることは、戦争のない世界を目指すための土台となります。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

戦争について個人、国家、国際師システムの視点からみて、また脅威、国益、軍事力、同盟として守ることを分析している。新書版の戦争の分析の本である。抑止についてははっきりとは書かれていない気がする。防衛省の研究官をつとめていたので分析は現実的ではあるが、学生にとってはあまり面白みはないかもしれない。推薦図書も標準的な本や教科書的なものなので、学生は読みたいと思うだろうか?

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2025年08月11日

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