あらすじ
この世で自由になるのは
自分の「考え方」と「行動」だけ。
斎藤一人版人生論の集大成・決定版が満を持して登場です!
「人生とは、つまるところ『幸せ』かどうかです」と言い切る一人さん。しかも「自分の人生に起きることは、すべて幸せの一部」だとも言います。それはいったいどういうことなのでしょう。本書では「自分自身のあり方」「日々の言動と思考」「人とのかかわり方」「成功の道」「生死との向き合い方」など、さまざまな場面における考え方と行動の仕方を、一人さんならではの優しく温かい口調で指南してくれます。そして読み進むうちに人生の真理というものに思いあたり、あなたの毎日がどんどん整っていくのを実感できるでしょう。大切な人へのプレゼントにも最適の一冊です。
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Posted by ブクログ
植田仁です。
人と人を繋ぐ熱血経営者 として日々挑戦しております。
読書は将来を考えるにおいてとても役立ちました。
『自分を生きる極意』斎藤一人
「自分らしく生きる」ことが、人生のすべてを変える
斎藤一人さんの言葉には、いつも力がある。
でもその力は、拳で鼓舞するような強さではない。
まるで隣のおじさんが優しく笑いながら語ってくれるような、不思議と心が軽くなるような“明るさ”と“深さ”を持っている。
今回読んだ『自分を生きる極意』は、まさにその集大成とも言える一冊だった。
■「人の目を気にしない」とは、自分にウソをつかないということ
この本で一番最初にハッとさせられたのは、
「人の目を気にする生き方は、自分にウソをつく生き方」という一節だった。
僕たちは社会の中で生きている以上、ある程度の“他人の目”は避けられない。
でもそれを理由に、自分の意見を引っ込めたり、本音を見ないフリをしていると、
人生がどんどん他人の人生になってしまう。
一人さんは、それを「自分の魂に対して不誠実な生き方」と表現する。
この言葉に触れて、「あ、自分、無意識に“正解”を探して生きてたかもしれない」と気づかされた。
“正解”ではなく、“納得”。
“多数派”ではなく、“自分の気持ち”。
それを大事にしようと思っただけで、心がちょっと自由になった。
■「明るく楽しく生きる」ことは、立派な使命
この本には何度も、「明るく生きよう」「楽しく生きよう」という言葉が出てくる。
正直、最初は「そんなこと、当たり前じゃない?」と思っていた。
でも読み進めるうちに、その意味が変わって見えてきた。
明るく楽しく生きるというのは、ただ楽天的に笑っているということではない。
つらいときも、悩んでいるときも、「それでも前を向こう」とする姿勢そのものなんだと思う。
仕事でうまくいかない日もある。人間関係で落ち込むこともある。
でも、どんなときも“笑顔でいようとする人”がいるだけで、まわりの空気は変わる。
一人さんはそれを、「明るく生きる人が、周りの人の人生まで明るくする」と語る。
それを聞いて、自分も“明るさを届けられる人”でいたいと思った。
■「人は変えられない。でも、自分は変えられる」
この本には「人を変えようとするのは間違い」というフレーズも何度か出てくる。
たとえば、上司が理不尽だとか、パートナーが自分を理解してくれないとか。
そういうとき、僕たちはどうしても「相手を変えたい」と思ってしまう。
でも、一人さんははっきりと言う。
「人を変えるのは神さまの仕事。自分を変えるのがあなたの仕事」
この言葉は深く刺さった。
人に期待しすぎるから、傷つく。
でも「自分はどうしたいか」に意識を向けたら、他人に振り回されなくなる。
“他人を操作する”より、“自分を成長させる”方が、ずっと建設的だ。
この考え方は、仕事にも人間関係にも効いてくる気がした。
■自分を生きるとは、「自分にウソをつかないこと」
本書のタイトルにもある“自分を生きる”というテーマ。
これについて、一人さんはとてもシンプルに教えてくれている。
「自分の心が喜ぶことを、正直に選んで生きてごらん」
この“心が喜ぶこと”という表現が、とてもあたたかい。
頭で損得を考える前に、「自分の魂がどう感じるか?」をちゃんと見つめること。
僕自身、選択のたびに「正しいかどうか」ばかりを気にしていた。
でも、これからは「自分の気持ちに正直かどうか」を大事にしたい。
■まとめ:生き方を“軽く、明るく”してくれる一冊
『自分を生きる極意』は、斎藤一人さんの“明るく、前向きで、だけど深い”哲学が詰まった一冊だった。
読んだ後、すごく心が軽くなったし、「もっと自分の人生を信じてみよう」と素直に思えた。
迷ってもいい。落ち込んでもいい。
でも、自分の心にウソをつかないこと。
そして、「明るく楽しく」を忘れないこと。
それが、人生を豊かにしていく“極意”なのかもしれない。
そんなことを、あらためて感じさせてくれる一冊でした。
Posted by ブクログ
斎藤一人さんの書籍は定期的に読んで心を整えさせてもらっています。ありがとうございます。
・「上気元」の修行
・生死にまつわる三つの真実とは?
1.生き通し
2.ソウルメイト
3.亡くなった人はあなたの幸せを願っている
Posted by ブクログ
読んでいて何度も「そうだよな」と頷かされた一冊。
難しい理論も小難しい哲学も出てこない。
ただ、自分らしく生きるための“あたりまえだけど忘れがちなこと”が、まっすぐに書かれている。
印象に残ったのは、「苦労なんていらない」という言葉。
苦労していると感じる時点で、それは自分に合っていないというメッセージ。
仕事を楽しんでやっている人が結局成功する、という考え方が心に刺さった。
「感謝してます」を口癖にする、
「不機嫌を撒き散らすのは最大の迷惑」、
「笑顔を崩さない」――
どれも当たり前のようで、実際には日常の中でなかなかできないこと。
だからこそ、この本は“心のメンテナンス”のような存在になる。
特に「どんな仕事でも、どう面白くしようかと工夫する」という部分。
日々の仕事の捉え方を少し変えるだけで、世界の見え方が変わる気がした。
笑顔ひとつ、自信のある表情ひとつで、自分の空気も、周りの空気も変えられる。
「周りの人を喜ばせることだけ考える」
この一言に、斎藤一人という人の人生観がすべて詰まっている。
結局、自分を生きるって、誰かを喜ばせながら生きることなんだと思った。
・取り入れること
笑顔で仕事に取り組む
常に感謝を伝える