あらすじ
「跪け。俺の靴にキスできるなら、命だけは助けてやってもいい」――国のために尽くしてきた聖女・ミュライア。ある日、新国王と恋人の策略により追放&婚約破棄を言い渡されてしまう。自分勝手な彼らに呆れたミュライアは聖女の証である髪を自ら切り捨て、精霊たちとともに王城を去ることに。初めて触れた外の世界に心躍らせ、改めて国を守りたいと奮闘するミュライア。その一方で、王都では何やら不穏な動きがあって…? 名前も肩書も捨てた身ですが、これ以上あなたの思い通りになるなんて大間違いです! 自由を手にした捨てられ聖女の大逆転譚!
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シリアスでびっくり
作者様の作品は、これまでも、読んでいたのですが、今回はシリアスなため展開でびっくりでした。でも、それだけに臨場感があったように思います。だって国が滅びそうになった時には、いろいろな事があるだろうし、人が人を思うそして憎む時には、またそれぞれの思いが錯綜すると思うので。ヒロインもヒーローも、自分だけの幸せを追い求めるのではなく、その立場に生まれた責任を果たさなければ自身が後悔すると知っている。その姿がカッコよかったです。