あらすじ
仕事の邪魔をする「損な性格」を変えれば、仕事をスイスイこなせるようになる。低迷気味な自分のカラを破る方法!
ある日、僕のセッションルームにひとりの女性が訪れました。
「仕事ができるようになりたいんです。
隣の席の人のように、スイスイと仕事をこなせるような性格になりたいんです…」仕事で悩めるすべての人に贈る、超人気カウンセラーの「できる性格の作り方」。
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Posted by ブクログ
チェック項目6箇所。仕事のできるできないは、「技術」や「能力」だけの問題ではありません、それよりもむしろ、その人の「性格」によるところが大きいんです。人間は、イヤだと感じたことを今後いっさい感じなくて済むように、それを「キラうプログラム」を自分の中につくってしまいます、それはつまり、自分自身をそれに近づけさせまいとするバリアー、もう二度と傷つかずに済むようにつくったラインともいえます。心のオバケたちは、自分が傷つくことを怖がってばかりいます、本当のことをいうと、それはあなたの心を守ろうとしてくれているのですが、心のオバケは得てしてあなたを守りすぎてしまいます。心のオバケは「仕事」に関することになるとフル稼働で活動を始めます、「仕事の質や効率をあげよう」なんてことはいっさい考えてくれません、仕事上の「いい結果を求める」ことよりも、むしろ仕事で「悪い結果を起こさない」「無難に」ということばかりに執着します。刷り込み、それはつまり「いつか誰かが言っていた価値観」のこと、怒り、それはつまり「はるか以前にとっくに済んだうらみ」のこと、劣等感、それはつまり「あなた以外は誰も気にしていない、本質的には無関係な」こと。考えられるすべての失敗を「してもいい」と心に言い聞かせながら、実際に口の中にぶつぶつとつぶやきます、全部「そうなってもいい」と許可してしまうんです、そうすると怖いものがなくなって、ビクビクドキドキが薄れてきて、だんだんと心が自由になってきます、すると、緊張もなくなる。