あらすじ
週刊文春連載「言葉尻とらえ隊」文庫第五弾
目指せ、最高のコタツ記事!
ネットを巡回して拾い上げた言葉に独自の論考をねっとり加えた「週刊文春」人気連載「言葉尻とらえ隊」、文庫オリジナル第五弾。
タイトルは「あるしょうもない政治家の、全然正直申し上げていない発言から取っております」(まえがきより)。
岸田内閣発足、ガーシー登場、映画業界の性加害問題、安倍元首相の狙撃事件、ビッグモーターの保険金不正請求、ツイッターがXに、ジャニーズ解体、宝塚いじめ・パワハラ問題、松本人志の性加害疑惑報道…………激動の日本を言葉で斬る時事コラム120本収録。
「ユーキャン新語・流行語大賞」「JC・JK流行語大賞」はもちろん、滝沢カレン、眞栄田郷敦、シソンヌ・じろう、羽生結弦ほか、著名人の結婚報告も細かくチェック。
●アップデートしたスギちゃんの妻の呼び方「配偶者」
●気持ち悪い切り方をされて「ンバー」の浮遊霊化が怖い「マイナ」
●『タモリ倶楽部』らしくない終了理由「番組としての役割は十分に果たした」
●社名変更直前のライブでNEWS・増田貴久が発言した「ジャニーズは永久に不滅です!」
●辞書を編む人が選ぶ「今年の新語2023」第4位「性加害」
……ほか約2年半分の言葉を大考察!
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
週刊文春の連載、「言葉尻とらえ隊」の文庫オリジナル第5弾。
巷で話題になったニュースを鋭い 着眼点で斬る。
岸田内閣発足やビッグモーター 、Twitter からXへなどなど少々時差は感じたが、過去を振り返りながら、そういえばそんなこともあったなと興味深く読んだ。
ネットに噴出する過激で極端な意見に呑まれそうになっている時、能町さんの周りに惑わされない俯瞰的な言葉に触れると、なんだかほっとする。
どんな時事問題でも、聞き流したり周りの意見を鵜呑みにして分かった気になるのではなく、自分なりの見方をもっと大切にしていきたい。
Posted by ブクログ
相変わらず、クスッと笑ってしまうユーモアな切り口。
この手の時事ネタを扱うコラムは、読んでると「あー、そんなことあったな」ってなるけど、最近記憶力が……少し前の時事ネタ、全然覚えてない。
ヤバい。
Posted by ブクログ
時事コラム集。ここ2年くらいの話やからあぁあれをこう書くか、とかえ?こんなのあったっけ?とか時事にもっと興味持とうってなった。読みながらそういう風に捉えることもできるか、と斜めからの見方も知れて時事を多角的に見れそう。時事コラム、って読みやすいね。