【感想・ネタバレ】つむぐ幸福論 慈英×臣作品集 【電子限定おまけ付き】のレビュー

あらすじ

小山臣は、自宅の片付けと大掃除をしながら、かつて山間の町の駐在として過ごした日々を思い出す。先に慈英がその町へ引っ越し、その後臣が異動し、初対面を装っていたふたり。
臣が駐在所兼自宅へ引っ越し荷物を運ぶなか、『大月のおばあちゃん』から「髪が長い」と指摘され、近所で髪を切った臣の髪型を見た慈英は……!?(「つむぐ幸福論」)
書き下ろし短編「つむぐ幸福論」、「やさしいひとほど容赦がない」に加え、小冊子、同人誌、WEBなどで発表した「慈英×臣シリーズ」単行本未収録作20編を収録した作品集。

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Posted by ブクログ

最高でした!!
22作のSSで慈英と臣、そしてそれぞれのCPがそれぞれお互いにどれだけ想いが深いかを感じられるお話で。

慈英と臣の2人の絆の深さにそこに行き着くまでの道のりを思い起こさせられ胸が熱くなりました。
楽しく笑えるお話はもちろんですが「逢魔が時の慈英さん」はあとがきに吸血鬼パロディとありましたが辛く切なくて、でも甘い2人がたまらなく愛おしく感じました。
そして書き下ろしの「幸福論」は本当の幸せって…ものなのね、と感じられました。

慈英と臣を含め照英と未紘、碧と朱斗、佐藤と伊吹、灰汁島と瓜生皆それぞれにお互いを想う気持ちが優しさに溢れていて最高の一冊です。

最後の書き下ろしが口絵から出来たお話がこれまた良かったです。

あとがきに次作にはいよいよ久遠編とあり楽しみで仕方ないです!

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2024年10月31日

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