【感想・ネタバレ】妹の身代わり生贄花嫁は、10回目の人生で鬼に溺愛されるのレビュー

編乃肌 / 八美☆わん

巫女の能力に恵まれず、双子の妹・美恵から虐げられてきた千幸。唯一もつ「回帰」という黄泉(よみ)がえりの能力のせいで、9回も不幸な死を繰り返していた。そして10回目の人生、村きっての巫女である美恵の身代わりに恐ろしい鬼の生贄に選ばれてしまう。しかし現れたのは“あやかしの王”と謳われる美しい鬼のミコトだった。「お前は運命の――たったひとりの俺の花嫁だ」美恵の身代わりに死ぬ運命だったはずなのに、美恵が嫉妬に狂うほどの愛と幸せを千幸はミコトから教えてもらい――。

[ブクログ · ★★★★★]

わた婚の映画観てからずっと和風シンデレラストーリー物にハマりきってて表紙買いした一冊。生贄要素も好きだし、和風物大好きだし溺愛物も好きだから、ドンピシャな作品でした

[keikei · ★★★★☆]

後日談が欲しい！
一件落着で終わったのはいいけど、この後平穏な二人の生活が始まっていい感じになるのでは。
もうちょっと余韻が欲しかったな。

[ブクログ · ★★★★☆]

うつのみやCOREZO店注文してた編乃肌先生の宛名入りサイン本で読書♡
表紙も大好きな八美☆わん先生ということでとっても楽しみにしていた和物です。鬼×人間のあやかしもので、前回の鬼の若様が好きだったので今回も読むの楽しみにしていました!!

あとがきにもありましたが、異世界ものでよくある回帰能力を有したヒロインの死に戻りシンデレラストーリーです。10回も回帰をし、その度に若くして亡くなってしまうという重い運命を背負ったヒロインが過去の人生でおそらく出会っていた鬼のヒーローと出会って幸せを手に入れるお話にほっこりしました( ´艸｀)
幽世のあやかしたちも気のいい子が多くてヒロインの村の人間たちの醜さとの差がより対照的です。美恵も双子でありながら千幸だけにすごい能力が目覚めてしまったので差がついてなければここまで嫉妬して魂が濁ることもなかったのかなと思うとちょっぴり切ないですね...。

[コユミ · ★★★☆☆]

死に戻り

死に戻りのループものですが、9回はサラッと告げられるだけで、10回目はどうなるのかというお話でした。人間には虐げられ、かくりよの妖には受け入れられるという皮肉な面もあるお話でした。

＃ハッピー