【感想・ネタバレ】古代ギリシアの歴史のレビュー

あらすじ

小王国分立から、外敵の侵入による混乱の時代を経て、紀元前8世紀に都市国家・ポリスの成立を見た古代ギリシア。民主主義の原点として、前5世紀に黄金期を迎えるポリスはいかに発展し衰退したか。アルファベットやオリンピア競技、ホメロスの詩、ソクラテス、プラトンの哲学など西洋文明の源流をたずね、古代ギリシアの栄光と落日をたどる名著。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

 読みやすかったです。その分、記述が少しさっぱりしている印象も。

 個人的に、特に面白かったのは以下の点。
・クレタ文明、ミケーネ文明が崩壊してからポリスが林立する社会に移行するまでの考察にページが割いてある。
・ペロポネソス戦争後、ローマ帝国に併合されるまでの衰退期のポリス社会について記述されている。

 ポリス最盛期の時代の前後が知りたかったので、ちょうど良かったです。
 底本は1976年刊。同時代を扱った他の本とも読み比べ、じっくりと読みこんでいきたいです。

0
2013年11月17日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ポリスが生まれてから潰えるまで、ざっくばらんに紹介。
複数の推論を語られていること、一つずつの節が短く、
リズムよく読めるところが良い。

歴史を学ぶ際に、一つの推論では偏りがあるように思えるし、
その逆に多すぎても整理がつかなくなる。
個人的にはちょうどいい情報量で読めた。

ギリシャ神話・悲劇にふれだして、それらがどのような背景で作られたか知るにはちょうど良い気がした。

0
2013年03月05日

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